気晴らし旅日記

週末旅した軌跡を残しています。地球をたくさん歩きたい。

【2023年4月】弘前さくらまつり2023で夜桜見物

4月に弘前さくらまつりに行ってきました。ソメイヨシノの時期から残念ながら1週遅く、すでに葉桜状態でしたが、しだれ桜が見頃でした。

さくら🌸

春陽橋から南を向いて取ったものですが、夜になるとまだ桜が咲いているようには見えますね。実際のところ、ほとんど葉桜で半分以上は葉っぱですが、ライトアップにするとそれっぽく見えるのが恐ろしい。光の力はすごいんだなと再確認しました。

時期を1週すぎるとどうなるのか、昼間撮ったもので現実も残しておきます😂(この一週間で強風・雨の日もあったため、ほぼ散ってました)

ちなみにしだれ桜はちょうど満開で、城付近は見頃でしたね。これ以外にも弘前公園には様々な種類の桜があるため、木単体で見ると満開だったりするのですが、せっかく弘前に来るならソメイヨシノ満開の時期が良いと思います。

禅林街

禅林街の終端、長勝寺の中に嘉元4年(1306年)にこの地に送られてきたという重要文化財の銅鐘があります。この銅鏡の送り主には「北条貞時」の名もあるそうで、当時鎌倉中心で馳せていた北条家の名をこんな遠い地でも聞くことになります。
鎌倉時代の史実はそこまで残っていない中、当時の鎌倉幕府と関係があったことを意味する貴重なもののようです。

ちょうど鐘の中央列上部に「嘉元四年」と掘られているのが確認でき、よくあるレプリカではなく、700年以上前の品を肉眼で見る貴重な体験でした。

いきなり鐘の話をしましたが、禅林街というと〈長勝寺 三門〉が有名ですね。こちらも1629年に建立されたもので複数回改造しているものの、当時の木造のままでした。

木造建築で現存するものも少ないので、足を運んで良かったです。

山内丸山遺跡

教科書にも載っている遺跡に来てみました。建物は当時の再現ですが、左側の建物の支柱部分は現存しており見ることもできます。

支柱は当時から等間隔で配置がされていたそうで、その時代すでに測量(等間隔を測る)する技術があったことの証明になるそうです。昔はメジャーなんて存在しないし、メートル単位の長さをどうやって正確に測ったのか気になります。

また外の展示だけでなく室内展示も充実しており、出土品が大量に並べられていました。

縄文土器も年代に応じて細かい違いがあると知らなかったので、こうして一覧化して見せてくれて大変勉強になりました。出土数が多くないとこの展示はできないのでここならではかと思います。

大体300年ごとに(下から上に向けて)様式が変わるようですが、時代が進むにつれて下記の進化をするようです。

  • 土器の深さは浅くなる(口も広くなり使いやすい形へ)
  • 模様なし→模様パーツを作成してくっつける(立体化)→掘って模様をつけるようになり、表現の幅が広がる
  • 上部だけ模様あり→土器全体へ模様がつく

青森県立美術館

遺跡だけでは時間が余ってしまったので、お隣の美術館にも立ち寄って見ました。青森県立美術館といえば、有名なのは「あおもり犬」ですね。

食べたもの

弘前市

オムライスとハンバーグ+クレームブリュレ@喫茶 神屋

土地柄か全般的に味が濃い気がしていたのですが、喫茶神屋のお料理は全体的に大変上品で優しい味でした。

中でも、肉汁じゅわっと、なのにふわっとした食感のハンバーグとケチャップとハンバーグソースが喧嘩していないオムライスが美味しくて、ハンバーグは久々にあたりを引いた!と思いました。

メインが美味しかったのでクレームブリュレも追加したのですが、これもとても美味しい!クリームが本当になめらかで、名の通りクリームを食べているような仕上がりだったのが印象的でした。

海彦そば@そば処 清水

薬味になる食材がたくさん入ったお蕎麦です。手前の別皿につゆを用意して、そばを都度つけて食べたのですが、塩味が強いそばつゆで蕎麦湯で適宜割って食べました。

(個人的には出雲も甘いつゆが好きで、関東のかつおが効いたつゆも少し濃いなと感じるので衝撃的な塩味の強さでした)

慣れない味にちょっとびっくりしましたが、お蕎麦自体はキリリと締まっていて大変美味しかったです。

ソイラテ@スターバックスコーヒー 弘前公園前店

夕方で気温が下がり寒くなってきた時間帯でしたが、人気で外まで席が埋まっていました(中のスペースで立って召し上がるグループも多かったです)

入り口からレジまでは並んでおり注文まで少し待つので、モバイルオーダーしておくと良さそうでした。

青森市

パムパムアップル@Sweets Factory pampam アスパム

青森といえばりんご!ということでアップルパイ食べました。

良い意味で余計なものが入ってなかったので(シナモンとかジャムとか)、パイのサクサク食感とバターの風味、紅玉りんごの素材そのものの美味しさを感じました。りんごは角切りではなく、くし型切りで入ってますので果肉感がしっかり味わえます。

お店の裏にもベンチがあり、海を眺めながら食べられますが、天気も良かったのでA-FACTORYの前まで移動して写真を取ってみました。

映える写真は取れたけど、風が強くて砂浴びながら食べることになったので、変なことはせずにお店の裏で召し上がることをおすすめします😂

ホッケ焼き定食@丸青食堂

海沿いにくるとどうしても魚が食べたくなるもので、ホッケの塩焼きも食べました。写真だとわかりにくいのですが、脂が乗っていてとても美味しかったです(旬には少し早かったと思うのですが)皮まで美味しかったので骨だけ残す形で綺麗にいただきました。

直近のテレビでここのカレーが美味しいと紹介されていたらしいのですが、限定数らしく訪ねた9時頃には売り切れていました。

日程と旅行準備について

気温

よく晴れた快晴でしたが、最高気温15度・最低気温6度でした。
日中はダウンいらないくらい(薄手のダウンを来ている人も見かけましたが)でしたが、夜はダウンが欲しかったです。

ヒートテック+長袖カットソー+MA-1+ジーンズ+足首は出ない靴下で日中を過ごし、夜はウルトラライトダウンをインナーに着ましたがそれでも日が沈んだあとは寒かったです。寒がりならもう少し厚着が必要かもしれません。

交通IC・電子マネー対応

東京→新青森まではSuicaが使えましたが、新青森弘前Suicaが使えませんでした(2023年5月27日から使えるようになるそうです)改札を出る際に弘前駅で切符を購入したので現金は持っていく必要ありです。

弘前市内、青森市内いずれもPayPayでの支払い可の飲食店は見ましたが、それ以外の電子マネー支払いは見かけませんでした。

newsdig.tbs.co.jp

予約

新幹線に合わせて1ヶ月前に予約しようとしましたが、ホテルが全然空いてなくて苦労しました(弘前が満杯なのはもちろんのこと青森市内も駅チカは埋まっており、奇跡的に〈アートホテル青森〉が予約取れました)

一般的なビジネスホテルでしたが、お掃除は行き届いていて快適に過ごせました。フロントでは迫力あるねぶたが出迎えてくれました。

日程

  • 初日(2023.4.22)
    • 08:20-11:18 東京→新青森🚄
    • 11:30-12:01 新青森弘前🚃
    • 13:00 〈喫茶 神屋〉で豪華なランチ食べる
    • 弘前城~藤田記念公園~禅林街をさんぽ🚶
    • 17:00 〈そば処 清水〉で蕎麦食べる
    • 17:30 スタバ立寄り
    • 夜桜見物🌸
      • 帰りは駅までバス🚌使いました(お祭り期間中は一定間隔走行)
    • 20:31-21:17 弘前→青森🚃
    • 海沿いを予習しつつ〈アートホテル青森〉へ移動🚶
  • 2日目(2023.4.23)