気晴らし旅日記

週末旅した軌跡を残しています。地球をたくさん歩きたい。

実行と成長:挑戦と冒険の2023年の記録

2023年ももう終わりということでこの1年を振り返ります。
今年は30歳になる年だったので、貯金をせずやりたいことを盛大に実行する1年にしようと誓い、その通りに実行できた1年でした。

具体的に何を実行したかというと

  • 旅行
    • 国内はもちろん、ひとり海外(イタリア)にもチャレンジできた
  • 歴史
    • コテンラジオに出会って、旅行先の歴史を学んでから現地に行くことにハマった
  • ブログ
    • 過去何回も作っては継続できず断念、を繰り返していたが旅行先の記録を残そうと再開してしばらく継続できている
  • 歯列矯正
    • お金だけでなく形に残るものにも投資したくなった
  • 動画作成
    • Falcomが出している英雄伝説のシリーズが大好きで、自分用に切り抜きを作り始めてみた(完全に自分用)

とまあ、本当に多岐に渡るけど、やはりこのブログでは 旅行/歴史/ブログ を中心に振り返りたいな。

旅行先

本当は今年1年で47都道府県制覇したかったのだが(残り12県だったので)、途中でイタリアを入れてしまったので断念しました。

とはいえ1週間もまとまって休めるタイミングなんて、この先どれだけあるかわからないし、予定を変えてよかったと思う。国内制覇はまた来年頑張ろう。
(ちなみにこれだけ遊び回っていても、残りの都道府県は8県あるよう😂)

お気に入り

個人的に一番のお気に入りはイタリア旅行で、ずっと行きたいと思っていたポンペイ遺跡に行けたのが一番大きい理由ですが、建造物のあまりの大きさや、フランクに話しかけてくる外国人などなど、新しい発見が本当に沢山ありました。

当時の旅行記のほうがちゃんとその時の感動が書けていて良いかも。

chanmo7.hatenablog.com

chanmo7.hatenablog.com

ブログ復活前の旅先について

ちゃんと記録に残すようにしたのが4月の弘前さくら祭り🌸以降なので、それ以前の旅行先もこちらで振り返ろうと思います。

1月:関ケ原 / 竹生島 で歴史を学ぶ

初めての古戦場に行っていました。関ケ原古戦場記念館という施設があり、そこで映像や展示で学ぶこともできるし、レンタサイクルで実際に現地を回ることもできます。

現地に行くまで気づけなかったのですが、関ケ原という地形は広く緩やかな傾斜がある地形で、位置取りに寄って有利/不利が分かれるような地形でした。ここまで広く見渡せるような地形は見たことがなく、史実にあるような戦略が取れるのか、と思っておりましたが現地に行ってみると納得できました。

そして琵琶湖の中心にある竹生島でかわらけ投げしていました。行った当時は気づかなかったけど、竹生島神仏習合時に近い状態が残されていて、島の中にお寺と神社が近い距離にあります。

2月:会津若松雪まつり

コロナ明け数年ぶりの開催ということで、とても人が多く賑わっていました。例年より雪が少なく、昼間だとところどころ剥げている箇所もあったのですが、写真だと十分雰囲気が出ていますね。

ここで食べた蕎麦がき団子が最高に美味しくて、今でも記憶に残っております。また機会があったら立ち寄りたいです。

4月:姫路で満開の桜と城巡り

さくらがちょうど満開のタイミングで訪問できました。姫路城、こうしてみると他のお城と何が違うのか、と思わせますが段違いで広いです。中も5~6層ありとても見応えがありました。

城カード購入し忘れてしまったので、また立ち寄らないとな~と思っています。

4月:伊豆でグランピング

初めてのグランピング体験でした。ドーム型のテントの中にこたつとベッドがあり、外にはBBQができるようにコンロが設置されていました。

まだ夜は寒い時期でしたが、友人とワイワイしながら過ごしてとても有意義な楽しい時間を過ごせましたね。

来年の目標

まずは47都道府県制覇!
そして日本2週目は城カード集めに奔走したいと思っております。

今年はなんだかんだ仕事も大変で、疲れているタイミングで出かけてしまい、全力が出しきれなかったこともあったので、コンディション万全の状態で旅に行けるようにしたい。
そして旅から帰ってきたらここで記録に残せるようにしたいと思う!!

きっと来年も色々なことがあると思うけど楽しい一年にできますように!

 

【2023年初冬】古都奈良の寺院を巡る2泊3日

ようやく冬の始まりを感じた11月下旬に、中学生ぶりに奈良へいってきました。学生時代は全く歴史と紐づけて観光しなかったけど、この年になって史実と比較しながら建築物や美術品を見るのが面白いなと思っている最近です。

時代背景やその当時何を思ってその人はその選択をしたのか、という部分を掘り下げて見ていくと、ただの暗記ものではなく楽しく学べるし、現代に活かせる教訓もあるなあと思います。

立ち寄った場所

法隆寺

日本最古の塔である五重塔

日本最古の木造の塔である五重塔

現存する世界最古の木造建築であり、日本最初の文化遺産聖徳太子推古天皇が寺と薬師如来を作ったのが始まりで607年に建立されたと言われています。

元々は聖徳太子の父である用明天皇が病気平癒のために作成しようとしていたが間に合わず崩御され、その意志を継いだ厩戸皇子聖徳太子)と、用明天皇の兄弟である推古天皇が継いで作成したそうです。

用明天皇が亡くなった後は、隋に習って海外に負けない国を作るため「天皇中心にした統一国家を作る」ことを目的に、蘇我馬子が兄弟の推古天皇用明天皇の子供である聖徳太子を摂政にした政治を行っていました。

目的を成すために海外の儒教や仏教を活用し、官政や心構えを整えようとしており、冠位十二階や十七条の憲法が生まれたといわれている(当時の隋は儒教で国が統制できていたため、これを見習おうとしていたのかも)
彼らによって仏教や儒教が保護・奨励されたため、この時代から大衆にも広く浸透していったのだそうです。

金堂。2重と3重めの支柱に龍が彫刻されている。

続いてはお隣の金堂。中は見られないので外から建築を観る形になります。
珍しいなと思ったのは2重目と3重目の支柱に龍が彫刻されていたことです。

帰ってきてから調べたら、建立当時から彫刻されたものではなく、江戸時代の修繕の際に付け加えられたものだそうです。

昇り龍と降り龍の彫刻
大宝蔵院

法隆寺の入館券で一緒に入れる大宝蔵院には、一度は教科書で見た/聞いたことのある玉虫厨子と、十七条の憲法の版木が展示されていました。

十七条の憲法は「和を以て~」の第一条から始まる、儒教をベースにした役人の心構えを書いたものです。版木(木で作られたスタンプのようなもの)で作られており、全て漢文による記述でした。達筆(版画なので筆は適切ではないかもしれませんが)なので、ガラス越しで見てもしっかり読めました。

宗教も版木などの木版技術も、中国・朝鮮を中心に海外から取り入れた技術や思想であり、この時代でも海外のほうが進んでいたのだなあと実物を見るとしみじみと思わされました。

中宮寺

中宮寺の本堂

中宮寺の本堂

法隆寺の東側にある夢殿を越えた先には、7つある聖徳太子が立てたお寺の一つである中宮寺があります。

これまた教科書で聞いたことのあるアルカイック・スマイルを持つ国宝の菩薩半跏像がおられるのと、日本最古の刺繍品と言われる「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカが展示されています。聖徳太子が亡くなった後に、その后が聖徳太子のいる天国のありさまを刺繍で作らせたものだそうで、現代でも製品として販売できそうなクオリティでした。

薬師寺法相宗総本山)

中門前越しに西塔と国宝の東塔を見る

中門前越しに西塔と国宝の東塔を写す

法隆寺建立から更に時代は下り、680年には天武天皇持統天皇の病が治るようにと祈願のために薬師寺が建立しました。初期は藤原京の位置に建てられたものの、718年に現在の場所へ移設されたそうです。

東塔

国宝である東塔は初期に建立したときのまま、薬師寺創建当時から残る唯一の建物だそうです(平城京最古の建造物ともいえる)

少しわかりにくいですが、6層の屋根のうち2組1セットのような作りが美しいバランスでした。中には釈迦の生涯を示したブロンズづくりの大きなレリーフが展示されていました。

東大寺華厳宗総本山)

東大寺大仏殿の盧遮那仏

東大寺大仏殿の盧遮那仏

薬師寺建立からまた更に時代はくだり、752年には東大寺が建立します。この頃は天然痘を始めとした疫病と飢饉の流行で世の中が不安定になっていたため、仏教の力で国家の安定を図ろうとしていました。

いきなり東大寺が建立したわけではなく、741年に 国分寺創建の詔 が出され、全国アクセスが良い場所に国分寺が建てられたあとに、その総本山として東大寺は建立されました。

東大寺は国家安定を目的としていましたが、それとともに仏教を研究し学僧を育成する役目も持っていました。今でこそ、このお寺はこの宗の総本山、といった紐づけがありますが(東大寺華厳宗総本山)、当時は宗派関係なく六宗(平安時代には天台宗真言宗を加えた八宗)を兼学する道場でもありました。

奈良時代の六宗で現存しているのは下記の三宗だけだそうで、今回巡った薬師寺唐招提寺もそれぞれ法相宗律宗の総本山です。

正倉院展

正倉には本来穀物などを保管するそうですが、東大寺正倉院には宝物が保存されており、年1回点検と合わせて選定された宝物が一般公開されています。

聖武天皇遺愛の品々や、東大寺にまつわる品が宝物として保存されており、中国や朝鮮と交流が深かったことは想像し易いですが、更にその向こうのササン朝ペルシアや東南アジアとも交流があったことがわかる品々が展示されていました。

今回の目当ては写真にも描かれている「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのそうのびわ)」で、一見するとただの琵琶ですが、裏面が貝などで綺羅びやかに装飾されていました。 

唐招提寺律宗総本山)

唐招提寺の金堂

唐招提寺の金堂

当時日本に伝来していた仏教のうち、不完全だった戒律(悟りを開くための修行生活の規則)を唐から教わるため、日本が鑑真を招待したそうです。

とはいえ、来日することが決まってからも10年の間に5度も渡航に失敗し、失明しながらも6度目でようやく日本の地に到達した鑑真和上は修行の道場として唐招提寺を開いたそうです。

朝一で訪問したからか、人が少なく静寂が広がるなかを見て回ることができました。

春日大社

768年に平城京の守護と国民の繁栄を祈願して創建されました。鹿と共存した森の中で鮮やかな朱色の建物がとても印象的でした。本殿までの道のりも鹿が沢山いて、観光客を出迎えてくれているようでした。

鹿を神の使いとしているからか、こんなかわいいおみくじもありました。

鹿のおみくじ。普通verと白鹿verがありました

鹿のおみくじ。普通verと白鹿verがありました

同じ時代に、神社から通じる神道と寺から通じる仏教の両方が存在していたので、ケンカしなかったのか、というのがすごく疑問だったのですが、当時~江戸時代までは神仏習合と称されるほどうまく調和していたそうです。

明治維新時に神道を国教にするべく「神仏分離令」発されたことにより、神社から仏像などが排除されてしまいましたが、国内にもまだ共存している寺・神社は存在するそうです。

現代の日本人も初詣や七五三には神社へいき、お盆などの法要ではお寺に行っているので、多くの日本人は明確に区別せず共存させる形だと思うのですが、昔は物理的にももっと近い位置あったそうです。

(余談)歴史的な楽しみ方

どういった背景で建立されたのか歴史に合わせて見ていくのも面白いけど、こんな見比べ方も面白いかもしれないなーということでまとめておく。

伽藍配置の比較

飛鳥~奈良時代の寺院では、境内の塔や金堂の配置が異なる(伽藍配置)ため、それを見比べてみると面白いな~と思いました。

建立順だと 法隆寺薬師寺東大寺ですが、薬師寺式までは中門の内側に塔が配置されていたものの、東大寺の時代では中門の外側に塔が配置されるようになりました。

仏教では塔こそが一番重要な建造物のはずですが、神仏習合のうちに大仏が重要視される=金堂が最重要の建造物 の認識に変わったのかもしれないなーと思うと、人々の認識が変わったことで建物様式にも影響が出るのが興味深いです。

  • 法隆寺

    法隆寺式の伽藍配置

    南大門を背に左手に塔、右手に金堂、奥に講堂の配置
  • 薬師寺

    薬師寺式の伽藍配置

    中門を目の前に、左手に西塔と右手に東塔、奥に金堂、更に奥に講堂の配置
  • 東大寺

    一番奥に講堂、その手前に中門とその左右外側に塔の配置

    一番奥に講堂、その手前に中門とその左右外側に塔の配置

年表に並べる

  • 592年 推古天皇が即位し初代女帝になる
  • 593年 聖徳太子が摂政になる
  • 607年 遣隋使 小野妹子が隋へ派遣される
  • 618年 隋が滅び、唐に変わる
    • 唐が日増しに強大化するため、天皇中心の強固な国家を作る必要があった
  • 622年 聖徳太子亡くなる
  • 645年 蘇我入鹿中大兄皇子により暗殺
  • 645~649年 大化の改新
    • 公地公民/班田収授法/国郡制度/租庸調の税制制定 が行われる
    • 日本で初めて「大化」という和暦が使われる
  • 663年 白村江の戦い
  • 672年 壬申の乱
  • 680年 〈薬師寺〉建立
    • ~疫病と飢饉が流行~
  • 710年 平城京遷都
  • 718年 〈薬師寺〉が現在の場所へ移設
  • 741年 国分寺創建の詔
    • 8世紀始めから流行っていた疫病と飢饉から仏教で国を安定させようとした
    • 人々が通いやすく、かつ建立するのにふさわしい場所に国分寺国分尼寺と七重の塔をつくることを示した
  • 743年 盧遮那仏造立の詔
    • 全国にある国分寺の総本山として東大時を建立し、本尊として巨大な大仏を作ることを示した
  • 752年 〈東大寺〉建立
  • 753年 鑑真が来日し、東大寺で僧侶を育成する
  • 759年 〈唐招提寺〉建立
  • 768年 〈春日大社〉完成

食べたもの

柿のモンブラン[季節限定] @大和茶大福専門店 GRAN CHA

歩き疲れてふらっと入りました。期間限定の柿モンブランを食べましたが、とても甘くて、普段辛党の私にはちょっとびっくりしました。上に干し柿が乗っているのですが、こやつで矯正器具が外れたのが思い出深い…!

また機会があったら、今度は調子に乗らずにかき氷にしようと思います。

かき揚げざる @蕎麦切り よしむら

かき揚げ1つ食べちゃったけど本当は3つ入りです

10割蕎麦なのに細くぶちぶち切れないお蕎麦が印象的でした。かき揚げもくどくない油で、大変美味しかったです。蕎麦湯も最初から最後までとろみがあるタイプで、お茶かわりに蕎麦湯を飲み続けたいくらいでした。

休日のお昼どきでお昼セットが売り切れていましたが、量がちょっと物足りなかったのでセット(もしくはそば大盛り)でも良かったなーと思いました。

コーヒーのグラニータ @宝島

夕飯まで1時間空いていたので休憩がてら立ち寄りました。商店街の隠れた老舗カフェで食事メニューは売り切れていたので、入店断られるかと思ったけどカフェメニューならOKということで入れてくれました。

コーヒーをアイスボックス状に凍らせたもので、元のコーヒーが美味しいせいかとても満足度が高かったですね。普通にコーヒーも飲んでみたかったですね。

大和の野菜懐石〈案山子 – かかし(岩魚)〉@ならまち旬菜ひより

写真には載せきれなかったのですが、寒い日だったのでコースが始まるまでにレタスと生姜のスープを出してくれました。レタスをスープにするのが斬新だなあと思いつつ、体がとても温まる優しい味だったのを覚えています。

最初から最後まで野菜尽くしのコースなのですが、蒸し野菜が一番美味しかったです。塩かドレッシングか味噌で食べるのですが、何で食べても本来の野菜の甘さが引き出されていました。

卵とじ葛うどん @天極堂 JR奈良駅

寒い日だったけどこれは暖か(むしろ熱いくらい)でした!葛によるとろみが全然熱さを逃さず、猫舌じゃないのにふーふーしないと食べられなかったです(褒めている)

体の芯から温まれたし、関西風の出汁が効いたスープが最後まで美味しかったです。

今回のビジホ@ダイワロイネットホテル奈良

今回は コーナーデラックスツイン のお部屋です。ふき替えたばかりのかやぶき屋根のような色をベースにしたお部屋で、随所に鹿のモチーフが散りばめられている奈良らしいお部屋でした。

大浴場もあるのに、バス・トイレ別というちょっと贅沢なお部屋で、ビジネスホテルでもこんなお部屋があるんだなーと学びになりました。

万葉集で詠まれる茅色(かやいろ)が使われている

気をつけるとよいこと

  • 公共交通機関
    • JR⇔近鉄の乗換えが歩くには距離が離れているので、観光地近くまでは電車(できるだけ乗り換えは少なく)、現地までは徒歩がおすすめ
    • もしくは観光地を周遊するバス利用がおすすめ
      • バスは前のり後のりが統一されてなく、個体差があるので注意
  • 服装
    • 鹿がそこら中にいるので足元は汚れても良いものにしておくと吉
    • お寺も舗装されていない(砂利・土)場所が多いので歩きやすい靴がよい

おわりに

念願だった法隆寺に行けて大満足の旅でした。世界最古の「木造」建築なので、災害や事故で失われてしまう前に一度見ておきたかったんですよね。

実際に行ってみると五重塔はもちろんのこと、大宝蔵院でも歴史的価値のあるものが見れましたし、正倉院展も多くの人が見に来るだけの宝物が展示されていました。

10代20代の頃はこういう展示物を全く楽しめなかったのですが、年を重ねたからか新しい楽しみ方を知り、現地へ赴いてその歴史を学ぶことがより楽しくなりました。

次回は時代順に京都(平安京)でも行こうかな。

【2023年10月】名古屋城・犬山城とグルメを楽しむ1泊2日

涼しくなって散歩に良い気候になってきたので、名古屋へ行ってきました。通過することはよくあったのですが、駅を降りて散策するのは初めてなんですよね。

立ち寄った場所

犬山城

少しだけ木々が色づき始めたタイミングでした。城下街側から城までは短い区間で急坂に箇所があり、それさえ乗り切れば平坦な場所に城がある立地です。

犬山城織田信長の叔父である、織田信康によって築城されたのですが、織田家は代々水運による貿易を得意としており、この城も裏は伊勢湾までつながる木曽川が流れています。

ほそぼそとした川ではなく水流も深さもある川で、今は遊覧船の運行程度となっていますが、昔はこの近辺まで船が来ていたのかなと思い馳せながら見るのが楽しい時間でした。

天守閣には大正13年頃の写真が残っていたので、現在の景色と比較してみました。大正13年1924年なので約100年経過してますが、山々の感じはこの頃から変わってない様子です(建物は随分ふえましたね)

徳川園

Googleマップで興味深い庭を見つけたので寄ってみました。

そこそこ街中にあるのに、園内は高低差があり写真のような滝や高低差を生かした景観になっていました。日本の景観をぎゅっと縮小したようなお庭で、見ていて心あらわれるような心地でした。

精神的にちょっと疲れているタイミングだったので、今を忘れて休まる機会が得られて本当に良かったです。

熱田神宮f:id:chanmo7:20231029183946j:image

雨上がり後のよく晴れた日に訪問しました。この1時間前まで雨が降っていたとは思えないほどです。

西暦113年からこの地に草薙の剣を祀っており、織田信長桶狭間の戦いの前に祈願したということでも有名な神宮です。桶狭間は熱田からさらに南下した箇所にあり、思ったほど遠くない位置にあるようです。〈桶狭間古戦場公園〉というズバリそのものがあるようなので、次回は訪問してみないといけませんね。

話が少しそれましたが、神宮内の施設は戦後再建されたもので、施設自体は全体的に新しいのに荘厳たる雰囲気があるのが印象的でした。

名古屋城

金のしゃちほこが有名な、名古屋城天守閣です。意外に平坦な場所にあって、犬山城に比べると訪問し易い立地でした。そして円安のせいもあり外国人が非常に多かったです。

天守閣は老朽化で入れないため、左下に写っている再現された本丸御殿に立ち寄りました。本物は関ケ原の戦いのあととなる1615年に建てられ、中は豪華に彩られ江戸時代の先端技術が詰め込まれたそうです。

写真の天井や、左上部分の彫刻欄間などが特に細かい作りで(正直こんな立派なものが当時あったのかと疑うほどで)再現ではありますが、見てみる価値があるものでした。

食べたもの

玉手箱懐石 @豆腐かふぇ浦嶌f:id:chanmo7:20231029183958j:image

自家製の豆腐を使った懐石ランチが楽しめるということで立ち寄りました。個人的に豆腐はこだわりがあって、大豆の味が濃厚なタイプが好みなのですが、こちらはそこまで風味が強すぎないお豆腐で、ちょっと物足りなかったです。

古民家風のお店で中はゆっくりできると思いますので、人混みを避けたいならお勧めです(お店の中も雰囲気はとても素敵でした)

豆腐田楽と生麩田楽 @本町茶寮

手前:豆腐田楽(甘辛味噌)と奥:よもぎ生麩(酢味噌)

手前から 豆腐田楽(甘辛味噌)とよもぎ生麩(酢味噌)

ランチがちょっと足りなかったので、城下街で田楽を食べました。豆腐田楽は揚げてある方が外のカリっと感と豆腐のふわっと感が楽しめて良いですね。

別の方が〈醤油玄米だんご〉をまとめ買いしていたのですが、そちらも最後に炙っているようで大変美味しそうでした。店内だと様々な種類の田楽が食べられるそうで、次回行くときは中で食べてみたい。

味噌煮込みうどん @山本屋総本家

〈玉子煮込うどん〉とご飯を注文しました。シメは絶対雑炊にしたいと思っていたので、お腹はそこまで空いてなかったはずですが、ご飯まで追加していました。

うどんがとても印象に残っていて、人によってはもう少し煮込んだほうが良いのでは!?と思わせるコシの強さ(人によっては芯が残っていると感じるかも)が特徴的でした。個人的には固いほうが好きなので、こちらのうどんは最高に好みでした。

玉子が入っているのでまろやかさの方向へ味変するか、一味と七味が渡されたのでスパイシーな方向に味変もできました。雑炊も十分にできるほど、スープ多めでしたので行ったり来たりの味変を楽しめました。

名古屋市内の立ち寄りやすい場所に何箇所かあるようで、また名古屋に行った際は立ち寄りたいです。

yamamotoya.co.jp

アイアンオムレツ @スパゲッティ・ハウス ヨコイ

アイアンオムレツ

名古屋に来たら一度は食べようと思っていたあんかけスパです。今回はヨコイさんで〈アイアンオムレツ〉を頂きました。

初めてのあんかけスパで、想像以上にスパイシーで味が濃い!というのが一口目の感想でした。スパイシーなのはコショウが効いているスパイシーさで、食べているときも水が欲しくなるし、食後にアイスが欲しくなりました。

麺はもっちりつるつるな太麺であんかけが絡みすぎず、それでいて必要分はつくという絶妙さでした。学校給食のソフト麺をちょっとだけ思い出させてくれ、懐かしい気持ちにさせてくれました。

卵が入っているので、多少はスパイシーさが中和されているとは思いますがそれでも少しびっくりさせるスパイシーさだったので、トッピングでまろやかさを足しても美味しそうでした。

今回のビジホ@ダイワロイネットホテル名古屋駅

今回は〈ダイワロイネットホテル名古屋駅前〉に宿泊しました。全国でよくお見かけするビジネスホテルで、どこ泊まってもハズレを引いたことが無いです。一人旅には十分なクオリティでした(ベットだけでなくテーブルが別添で、ちゃんと作業できるだけのスペースがあるのが好みです。まあ作業はせずこの上に置かれるのは🍻とツマミなんですけども)

このテーブルの上に、アメニティが準備されていたのも個人的にはポイントが高いです。最近足に貼るシートが、歩き回った後の疲れを取るのに効果的と知りまして、これがあるとテンションが上がります。

スケジュール

    • 初日
      • 11:30 豆腐かふぇ浦嶌で〈玉手箱懐石〉ランチ
      • 13:00 〈犬山城〉散策
      • 15:00 〈徳川園〉〈徳川美術館〉に立ち寄る
        • 徳川美術館は3時間は見込まないとじっくり見れなかった…!
    • 2日目

費用(交通費往復+宿)

合計で¥32629でした。

今年は楽天トラベルで使えるクーポンにふるさと納税していて、予約時にこれを使ったため、これでも¥7000ほど割引が効いてます。
新幹線の方は〈スマートEX〉で予約しています。余裕を持って予約できると割引が効くのですが、今回も1週間前に予約してしまったため正規料金(割引なし)です。

まとめ

名古屋にちゃんと立ち寄ったのは初めてでしたが、北海道以上に食事の調整が大変でした(北海道もラーメンに寿司、カレーにジンギスカンと美味しいもの盛りだくさんですが、名古屋は油断していた…!)

モーニングに味噌カツ味噌煮込みうどんにきしめんあんかけスパ、味噌おでんにどて煮に手羽先にひつまぶし、天むす等々…北海道ほど長期滞在はしない中で、この量があるので、何回か行く前提で食べるものを決めないと本当にツライ。
次はもう少し沢山食べられるときに、味噌カツとひつまぶしをチャレンジしに行きたいです。あと徳川園美術館も時間が足りなかったのでもう一回行きたい。

【2023年9月】ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学(無料試飲付き)

9月は北海道の余市へ、ニッカウヰスキーの工場見学に行ってきました。北海道は何度か訪問したことがあるのですが、小樽から先へ行ったのは初めてでした。

余市蒸溜所

早速入場

駅を出て直進すると蒸溜所の入り口が見えてきます。予約時間の15分前から受付開始になり、人がぞろぞろとやってきます。

中に入るとエントランスに当たる部分と、実際に職人さんが通行に使ったり、機材の運搬を行う道路が引かれています。

余市蒸溜所では石炭直火蒸留と呼ばれる方式で、適切な火力を保つために人がつきっきりで石炭をくべ続ける事が必要なんだそうです。ちょうど見学しているときも石炭をくべるタイミングがありましたが、扉をあけると轟々と炎がたぎっていて熱気が伝わって来ました。

また余市で製造される重厚なウイスキーは、この〈ポットスチル〉(茶色い部分)と職人が適切なタイミングで石炭をくべることで生み出されるんだそうです。

また製造されたウイスキーが保管されていた場所(商用は今は別の場所を使っているそうです)も見学できました。ひげのおじさんが印字された樽が素敵でした。

無料テイスティング🍻

見学の最後に20分間の試飲タイムです(待ってました)この日の試飲対象は以下でした。

それぞれ1cm程度注がれたグラスを受け取り(この時点ではストレート)、それぞれロックにしたり、ハイボールにしたり、好みの飲み方で試飲できました。自販機でちょっとしたおつまみも売っているのですが、チョコレートなどお洒落なものが多かったです。

スーパーニッカとシングルモルト余市を飲み比べてみると、シングルモルトのほうが重厚で蒸溜所見学で見てきた石炭直火がこの味わいを生み出しているのだなあと、感じました。

個人的にはアップルワインが気に入ったので、この場所でしか買えない限定ラベルを購入しました。

RITA‘SKITCHEN(お勧め!)

ここはコスパがとても良かった(美味しさに対して価格が安い)ので、ぜひまた行きたいです。

注文したのは〈自家製糠鰊と玉ねぎのシンプルパスタ〉〈北海道産ポークスペアリブのニッカシードル煮 焼きりんごとポテト添え〉と、〈リタハイボール〉(写真撮り忘れ)ですが、スペアリブはほろほろまで煮込まれていて思っている以上に量も入っておりました。

パスタは 鰊(にしん) を使っているのですが全然魚臭さはありませんでした。初めての味でとても新鮮でしたが、こちらもツマミとしての量ではなく、本当に一食分でした。

リタハイボールはアップルワインを炭酸で割ったハイボールなのですが、前身の大日本果汁株式会社の頃に製造していたりんごジュースを彷彿させるような甘口のハイボールで、これも甘さもありつつさっぱりしていて、飲みやすかったです。

ウイスキーテイスティングもあって、時間と酔いが回ってなければぜひ挑戦してみたかったです。

ポイント

最後にまた行くときのため、注意するところなどポイントをかい摘んで残しておきます。

電車の本数が少ない

1時間に1本も通ってない時間帯があるので、ツアーの予約時間と電車の到着時間はよく確認が必要です。

小樽~余市間はICカードが使えない

この区間ICカードが使えないので、小樽までICカードを使う場合はここで切符を買うことが必要になります。札幌→小樽までは〈快速エアポート〉、小樽から先は在来線で向かうことが多いと思うのですが、小樽で乗り換えの時間が発生するためこの時間で切符を買うことが可能です。

時間調整のお店も少ない

駅近辺にはいわゆるお土産屋さんが少ないため、時間調整はニッカウヰスキーミュージアムとショップで行うことになります。
蒸溜所とミュージアムの入り口は別れているのですが、蒸溜所⇔ミュージアムへの通行証がもらえるため、こちらを使って往復するのが効率がよいです。

予約は当日まで粘ってみて

ネットから事前予約が必要ですが、人数が少ないため2人でも希望日/時間帯の予約が難しかったです。ネットでは前日12時までにキャンセルできるのですが、それ以降はTELキャンセルになるため、当日朝にTELしてみると滑り込める可能性があります。

※ ちなみに当方も1人分しか取れなかったので、当日朝TELして1名追加できる、ということで追加してもらいました

余市ウイスキーだけでなくワインも有名なので、次回はワイン目的で訪れても良いかなーと思っています。暑すぎず寒すぎずで散歩するには最高な気候でしたので、ぜひ9月に訪れてほしいです。

【2023年夏】イタリア(ローマ/フィレンツェ/ナポリ)旅行準備編~初海外ひとり旅で快適に旅したい~

夏にイタリアに旅行した際の費用一式と持っていった道具達をまとめます。

費用:約45万

現地に向かうまでに、航空券+ホテルで 約42万円 と各入館料と都市間移動のため2.5万円かかりました。現地での食事はだいたい5万くらいでしょうか(一人なので後半の方はスーパーなど使ってうまく抑えました。レストラン、食べきれないので食材が勿体なというのもあり)

ハイシーズン+出発2週間前予約なので当然といえば当然ですね。突然休暇がもらえたので弾丸で予約しましたが、ちゃんと計画的に予約しましょう(未来の自分へ)

航空券・ホテル:約42万

ハイシーズンなのはわかっていたので、Skyscannerでなるべく安い航空券を探しました。利用空港は利便性と実用性(帰りの空港はプライオリティパスでシャワーが使えるか、免税など手続きも多いため拙い英語でも対応できそうか)で選びました。

またホテルも、地球の歩き方でどの地区が良いか(利便性と安全性、コスパ)を調べたうえで、Expediaやtrip.com、Googleマップの口コミを見て決めました。本当は掲載されている★2~3の中から選びたかったのですが、そこまでの予算はなく、日本円で1~2万円(おそらく★2くらいだと思うのですが)を目安に探しました😂

  • 航空券 ¥292,430
    • 成田空港→カポディキーノ空港(NAP)@ナポリ ¥150,550
      • エコノミークラス ドバイ空港(DXB)1回乗継ぎ
        6/30(金) 22:30-0410, 07:40- 12:00
    • フィウミチーノ空港(FCO)@ローマ→羽田空港(HND) ¥141,880
      • エコノミークラス プドン空港(PVG)1回乗継ぎ 
        7/7(金) 21:20-14:50, 17:30-21:20
  • ホテル ¥127,612
    • ホテル ポテンザ@ナポリ 2泊朝食あり¥30,402
    • ホテル レオナルド・ダ・ヴィンチ@フィレンツェ 1泊朝食あり ¥21,917

      ここだけはちゃんと写真撮っていたので貼っておきますが、イタリアのお風呂はシャワーがなくてビデがおいてあるんですよね。日本のビデと違ってこれを浴槽代わりにして、足湯代わりにするそうなのです。
    • B&B ホテルローマ イタリア ヴィミナーレ@ローマ 3泊朝食あり ¥75,293

交通費・入館料など:約2.5万

  • 特急電車 ¥13,844
    • フィレンツェ→ローマ 
      Frecciaroossa プレミアムクラス スーパーエコノミー €30.90(=¥5295)
    • ナポリ中央→フィレンツェ
      .italo プリマクラス エコノミー  €49.90(=¥8549)
  • 入館料など ¥11,896
    記事投稿時点の金額(¥)ですので、実際とは少し差異ありです。

都市間移動に使った特急電車は、日本と違って早期予約で割引がきくため事前に予約しました。予約時に座席のクラス(日本で言うグリーン車かそうでないか)とキャンセルや時刻変更に融通が効く/効かないを選択できる(エコノミーやスーパーエコノミーがこれ)ため、贅沢はせずできるだけ安く済ませました。

フィレンツェとローマの有名観光地は事前予約が必須なところも多いです。ウフィツィ美術館とドゥオーモは2週間前だと行きたい時間帯(午前中)はすでに埋まっていました(希望日では予約できました)

コロッセオは公式サイトだと1ヶ月前から予約開始ですが、すでに1ヶ月後の夕方しか枠が残っていなかったので、別で検索してklookから希望日で予約しました。こちらも午前中の枠は埋まっていたので、14時台で予約しました。

準備編

せっかくなら余すところ無く観光したい

観光地の情報収集

行ってみてがっかりしないか、衛生状態や混雑状況は下記で情報を集めました。特に地球の歩き方は人生ではじめて手に取ったのですが、観光地の歴史的情報や実際に行った人の口コミ(良い口コミだけでなく注意情報も)、事前予約の有無が解説されており、数年前の発行ですがとても参考になりました。写真が小さい&持ち歩きには少し重いのが難点ですが、そのあたりはSNSなどで補完しています。

歴史を予習する

現地の歴史情報は、地球の歩き方+コテンラジオで予習しました。コテンラジオはよくある歴史教科書のような暗記ものではなく、歴史上の人物や事象がどんなストーリーを歩んできたのか、その当時の状態は、などを史実ベースで教えてくれます。

私は元々歴史が好きではなかった(ただの暗記だと思っていたので)のですが、これを聞き始めてから国内外の歴史が面白いと感じ、現地に言って歴史に触れてみたいと思うようになりました。

Youtube / Podcast  などで配信しているため、通勤時間等で聞くのが良いと思います。PodcastでDLしておくのが便利なので、カエサル宗教改革ハンニバル回を貼ります。

COTEN RADIO | 歴史を面白く学ぶコテンラジオ | 株式会社COTEN

podcasts.google.com

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絶対スられたくないための防御

現地ではリュック×サコッシュでめぐりました。
リュックはコールマンの25L、サコッシュトポロジーのものです。これ便利だったので画像付きで貼っておきます。


本体と紐部分が別売りなので要注意ですが、ちょっとした雨にも耐えられ薄手の財布・スマホ・パスポートを入れるのに適しているサイズです。スマホは首から下げられる状態にしておいて、裏面のポケットに入れておくと取り出しやすく、安全に使えました。

 

お財布はリュックの底とサコッシュ(ファスナー付きの内ポケット)に分散。それぞれにクレカと現金を分散。日本で使っていたスイカなどはリュック底に封印。

リュックにはカラビナをつけて簡単に開かないように防御。スマホは首から下げられるようにして(紐は服と同化する目立たない色)サコッシュの裏面ポケットに入れておくことで、利便性と安全性を両立させました。

クレカを複数用意する

クレカを1枚しか持ってなかったので新しく楽天プレミアムカード発行しました。年会費かかりますがプライオリティ・パスが欲しかったので。カード発行までの速さをよく広告で見ますし、手持ちの楽天口座との相性も良かったです。

また軽食やドリンク(アルコールもOK🍺)のサービス、空港によってはシャワーなども使えるため、コスパよく快適に出かけるのにとても便利です。

プライオリティ・パスの発行日数とそれで受けた恩恵は、下記に残しておいたのでご参考までに。

chanmo7.hatenablog.com

 

服が足りない問題

現地で1回~2回洗濯する前提で準備しました。洗濯に必要な道具達はすべて100円ショップで用意しました。

  • ドライバッグ(洗濯用のバケツ 15Lサイズ)
  • 部屋干し用洗剤
  • 洗濯ロープ
  • ハンガー
  • 洗濯はさみ
ドライバッグ

ダイソーで¥500で入手しました。実際ビジネスホテルと行っても、空調がちゃんと効くホテルと効きが甘いホテルがあるため、空調が効くホテルで洗って室内干していました。

室内干しが難しいときのために、コインランドリーも事前に調べてホテルからアクセスの良いところにあるかはチェックしていました。

洋服の選び方

室内干し前提なので乾きやすく手で絞っても大丈夫な上部な素材の服を持っていくことも大事です。具体的にはポリエステルなど化繊素材がおすすめです。個人的にポリエステルは汗が乾いた時の臭いが気になるので、インナーに綿など天然素材を組み合わせようにしています(インナーなら薄いので綿でも乾きやすいですし)

行き帰りの飛行機用の楽なワンピースを持っていなかった+何枚か乾きやすいパンツを買い足したかったので、ワークマンで購入しました。1着2000円を切るのに機能性もよく、おしゃれさも残しているため大変重宝しました。

スーツケース

飛行機内には手持ちのリュック(コールマン ウォーカー25)を持ち込むことにしました。サコッシュをインナーバックの形でセットしておき、貴重品を入れておくことで席を立つタイミングではサコッシュを持って移動すれば後は盗まれても良い、というスタイルです。

また海外旅行用のスーツケースは持ってなかったので、アールワイレンタルでレンタルするところから始めました。流石に80Lだと置き場所も取るので、14日で1万円しないならレンタルしちゃえ!ということで。

実際に行ってみて

必要だったもの

  • 必要アプリのインストール(タクシー系、音声ガイド系)
    これは日本から持っていくべき、というよりWi-Fi環境でやっておけばよかった、というものですが、観光地の音声ガイドがアプリになっているケースがままありました。緊急連絡用のSIMでアプリDLと音声DLは通信量的につらいので、Wi-Fiがある環境で事前にDLしておくべきでした。
  • 日焼け止め(持っていったけど足りなかった)
  • アウトバス/インバス トリートメント
    海外のシャンプーは意外にギシギシ(シャンプーではなく水の問題かもしれませんが)だったので、トリートメントは最低限持っていったほうが良いです

不要だったもの(失敗だったと思うもの)

  • スーツケース大きすぎた
    80L(よく言う海外旅行1週間用)は大きすぎました。一人で棚上に持ち上げられない、というのが移動のときに不便です。
  • 機内睡眠用アイテム(アイマスク、耳栓、寒さ対策用靴下)
    エミレーツ航空はエコノミークラスでもアメニティがついていて、その中にアイマスク・靴下は入っていました。使う航空会社によりますが、事前に調べて置けば手荷物を減らせました
  • 過度な機内暇つぶし対策(NetflixでDLしていたもの)
    10時間以上のフライトだったのでポッドキャスト・NetfilxをDLして準備していましたが、ほぼ寝て終わりました。おやすみタイムでは消灯されるため、スマホだと明るいので気を使ってしまってNetflixは見なかったですね。
    機内のWi-Fiは使える/使えないが分かれるので、準備に越したことはないですが。
  • 必要以上の服
    洗濯するか、現地調達で良かったです
  • 化粧品
    メイクするかと思ってフルメイク一式持っていったのですが、汗で崩れるし結局日焼け止めくらいしか使いませんでした

持って行ってよかったもの

  • 蒸気でほっとアイマス
    これは寝る前にも使えるし、機内でも使える優れものでした
  • 休足時間
    効果あるのかなと思っていたのですが、歩き疲れた足によく効きました。冷えピタ形状のシートを足に貼るのですが、すごくスッキリしました

おわりに

色々書きましたが、旅は計画的に行きましょうということと、道具はなくても現地調達ができるので必要以上に警戒する必要はないということです。

ただ、環境(その国の民族性やインフラ、清潔感)が違うので快適性を手に入れるために、プライオリティパスやアイマスク、休足時間などケアするアイテムは取り入れておくと不快感なく過ごせるかと思います。

プライオリティ・パスと楽天プレミアムカードが8日で発行された話

今年夏に海外旅行へ行ったのですが、そのときにプライオリティ・パスを初めて発行しました。楽天プレミアムカードの申し込みと一緒に行ったのですが、発行にかかったタイムスケジュールを残しておきます(楽天カード発行から8日後に届きました。早い。)

前提として引き落とし口座を楽天銀行に設定していますので、他社の場合は少し異なるかもしれません。

タイムスケジュール

ポイントは〈契約内容のお知らせ〉が届いたタイミングでメールに記載されている電話番号へ連絡し、プライオリティ・パスが早々に必要だと伝える事です。

  • 6/16(金)
    • 楽天プレミアムカードに申し込む
    • 11:56 〈お申し込み受付のお知らせ〉が届く
    • 12:30 〈カード発行手続き完了のお知らせ〉が届く
  • 6/18(日)
    • 16:10 〈契約内容のお知らせ〉がメールで届く
  • 6/19(月)
    • 13:00 契約内容のお知らせに記載されていた番号にTEL
      有料電話でしたが順番待ちも1人ですぐオペレータの方に繋がりました。プライオリティ・パスの使用には楽天カードもセットで必要な旨と、到着までに6-10日かかることを教えて頂きました。
    • 13:19 〈コンタクトセンターからのご案内〉メールが届く
      プライオリティ・パスの注意事項(有効期間・同伴者は追加料金など)が記載されており、TEL内容で申込みが進行できていることを確認できる
  • 6/22(木) 12:30 〈楽天プレミアムカード〉が届く
  • 6/24(土) 12:30 〈プライオリティ・パス〉が届く

ローマ フィウミチーノ空港で使ってみた

フィウミチーノ空港第3ターミナルのPLAZA PREMIUM LOUNGE

フィウミチーノ空港第3ターミナルのPLAZA PREMIUM LOUNGE

実際のラウンジはこんな感じでした。現地時間の18時くらいなので、空港全体は混雑していたのですがラウンジ内はゆったりした時間の流れかたをしていました。

シャワーも別料金(確か30分で2000円くらい)でしたが、あるき回って汗かいた状態で飛行機に乗りたくなかったので、ここでシャワーを浴びてちょっとした軽食を食べてから搭乗しました。

軽食は思ったより立派でクスクスのサラダやチーズ、トマト、パスタ系と美味しかったですね。こういった場所で提供されるとは思えないくらいでした。

右奥のカウンターでちょっとした食事が提供されている

右奥のカウンターでちょっとした軽食が提供されている

日本に帰ってきた後、羽田空港でもラウンジを使っているのですが(国内線の当日搭乗券と楽天プレミアムカードで利用可能)これも機会があったら書きたいと思います。

楽天プレミアムカード、旅行好きにはぜひおすすめです。

 

【2023年夏 イタリア旅行】ローマ旅行記~歴史が街中に溢れている…!~

イタリア旅行記、最後はローマにいきました。すべての建造物が想像の3倍大きいのに、歩けばすぐ歴史ある建造物に遭遇する街で、散歩していて本当に楽しかったです。

コロッセオ

コロッセオ

西暦80年に完成した円形闘技場で高さ57m, 直径188mありました。当時は5万人以上収容できたようで、今写真で振り返って見ても本当に巨大な建物でした。

当時は闘技場として、凄惨な戦いを見せることで社会問題から目をそらすことが目的だったそう。それにしても大きい。

闘技場の中はこんな感じ。一人のんびり散歩していると家族連れ外国人に話しかけられたり、中国人に間違えられたり、色々と面白い体験もありました。日本人は観光地でも話しかけないと思うので、新鮮でしたね。

フォロ・ロマーノ 

テラスから元老院方面を眺めて見ました。音声ガイドを使って回っても一つひとつに歴史が有るので、3時間以上は余裕で滞在できる規模感でした。

同じ場所からコロッセオ方面(右奥)を向いて撮った写真もお気に入りです。大きさが写真だと伝わらないのが惜しいですが、ぜひ一度行ってみてほしいです。

カラカラ浴場

カラカラ浴場

カラカラ帝により217年に完成した世界最大の浴場で、信じられないくらいに広い超巨大スーパー銭湯

単純に汚れを落とすためだけでなく。社交場としても役割もあったそうで、図書館や広間、商店まで備えられていたそう。本当に現代のおしゃれスーパー銭湯に相当する施設で、当時のモザイクの一部も残っていました。

カラカラ浴場はコロッセオなどの有名どころからは少し離れた距離にあり、徒歩だといい運動になる位置にあります。その分人混みはなく落ち着いているので、ゆっくり一息つきたいときにおすすめです。

パンテオン

パンテオン

118年に再建され、世界最大のコンクリートと石造りの建築のパンテオン

建設してから2000年経過しているので当然といえば当然なのですが、年季と重厚感が漂っておりました。

ちょうど入館料を取るようになった直後で、向かって左側は当日券を買うための列、右側は予約済の人が入るための列になっていました。当日券を現地でネット購入しようかと思ったのですが、どれだけ頑張っても購入できず、入れなかったのが残念。。

トレビの泉

建築と彫刻と水が一体になった傑作で、本当に壮大でした。これも日本でみる噴水とは桁違いに大きくて、1762年にこれが完成したとは本当にびっくりです。

海神ネプチューントリトンが躍動する姿が描かれているそうですが、どれも実際の人間よりはるかに大きい…!

トッレ・アルジェンティーナ広場

ユリウス・カエサルが暗殺されたと言われる地で、左側の6本の柱の後ろでブルータスたちにめった刺しにされたそうです。紀元前44年の3.15の出来事!

カエサルがローマを共和制→皇帝制度に転換したのち、終身独裁官に就任したものの、やはり共和制に戻したいと考えた人間たちによって引き起こった事件と言われるが、実際のところこの事件の後も共和制に戻ることはなく、しばらくの間体制が変わることはなかったそう。

今現在では物々しい雰囲気は一切なく、猫が散歩していたりしてとてもほっこりする空間になっていました。現在は猫スポットとしても有名なんだそうで。

食べたもの

カルボナーラとトリッパ @La Carbonara

カルボナーラ
トリッパ

日本人向けのお店でカルボナーラと、トリッパです。

おしゃれぶってワインも頼んだのですが、グラスで頼んだのみ波々と注がれてちょっと焦りました😂(昼間からアルコールは最高だけど、そんなに飲むと午後フラフラ~になりそう~と思ってました)

カルボナーラは1人前より少ないサイズ(観光客向けサイズかも)でしたら、それでも濃厚でお腹にはたまりましたね。卵の風味がしっかり感じられ、塩味は強すぎずノンアルで食べても良さそうでした。

一方でトリッパはワインにすごく合う濃いめの味付けでした。ランプレドットはそのものの食感があり、少し風味もあったけど、トリッパはトマトで煮込んでいるからか、胃の風味は強くなかったです。

ローマ風マルゲリータとサラダ @Pizzeria alle Carrette

ナポリでもマルゲリータをたべたので、ローマでも食べ比べしてみました🍕一人で食べるにはローマ風一択です(ナポリ風は食べきれなかった)そしてここでもトマトサラダを、オリーブオイルとバルサミコを大量にかけて食べました。

本当にイタリア国内ではどこもトマト、チーズ、オリーブオイル、バルサミコ酢が美味しくて、もうこの組み合わせで生きていけると思ってしまいました。

旅も後半になると節約志向を思い出して来るもので、スーパーでお惣菜を買うことを覚えるのですが、スーパーで買ったサラダでさえも↑の食材は美味しかったです。

パニーニ @Neapolis Caffe

15時位に遅めランチだったので、店内は空いており適当にパニーニと飲み物を頼んで座っていると、温めてくれたパニーニを出してくれました。

イタリア国内どこで食べてもそうですが、パニーニのサイズが大きいし(日本のカフェサイズより2周りは大きい)、前述の通りパン・トマト・チーズそのものが美味しいのでこれだけで大満足おなかいっぱいになりました。

 

ジェラート

@Icecream Shop La Strega Nocciola

マスカルポーネが入ったバニラとラズベリーの組み合わせです。

ここのジェラートはバニラが美味しいと口コミを見たので食べて見ましたが、濃厚なのに真夏に食べてもくどくない甘さで、それでいてチーズの旨味がしっかり出ていてとても美味しかったです。バニラはここが一番美味しかったな。

@Gelateria del Teatro

ピスタチオとミルクチョコレートの甘々コンビ。

ピスタチオがどこで食べても間違いなく美味しいのですが、ここのも例外なく風味がしっかり出ていて美味しかった~。チョコレートが何種類があって、ダークチョコも美味しそうでした。

周りで食べ歩きしている方も多かったのですが、回転が早くすぐ注文できました。近くにベンチが無いのが残念だったので、コーンにすればよかったかも。

ローマ観光で気をつけること

  • サン・ピエトロ寺院では肩など肌をなるべく出さない服装にする
    • 大きめのスカーフで入るときだけ隠している人もいた(賢い)
  • パンテオンも要入場料で当日券はならんで買うことになるので事前予約が吉
  • 街中に給水所はあるが予備は持っておくこと
    • 硬水なので好みが分かれる
    • 日本みたいに自動販売機はなく、特に観光地での入手にこまる
  • ローマパスで市内バスは乗れるが時間どおりにはこない
    • 来ても満員だったりで休めないことが多い
    • 歩いたほうが早いケースも多々ある
  • フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は同じ敷地内
  • ローマパスの入手はキオスクで

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