気晴らし旅日記

週末旅した軌跡を残しています。地球をたくさん歩きたい。

【2023年5月】鳥取砂丘で大人の砂遊び

5/20(土)-21(日)で鳥取へ行っていました。すでに2ヶ月経過しているのですが(下書きを書いて放置していた)メモ代わりに残しておきます。

砂丘

最高気温27度で靴履いた状態でちょうど良い気温でした。海側から冷たい風が常時吹いてくるので暑いけれどもすぐ冷やされるような、そんな状態です。写真は〈馬の背〉とよばれる高さ40m(マンション15階換算)の自然にできた砂山で、これを上り降りするのが一般的な散歩コースのようです。

ゴアテックスのスニーカーを履いて雪歩きと同じ要領で歩いたのですが、行きは砂はそこまで入らずで下りで足首側から砂が入ってきてしまい、靴を脱いで戻ることになりました。足首から入ってしまうのは防ぎようがないのと、よく靴に砂が入るから脱いでorサンダルで行きましょうとは言いますが、実際にはインソールに詰まった砂が取れないので靴は脱ぎましょう、が正解でした。

砂が大変細かいので裸足で砂歩きするのは気持ち良かったですが、いかんせん暑くて火傷するかと思いました。45度はありそう。

砂の美術館

砂の美術館は常設展示があるわけではなく、「砂で世界旅行」のコンセプトに沿ったテーマで毎年作り替えているようでした。屋内:野外=9:1くらいの割合で展示があり、屋内は適度な温度・湿度管理がされておりました。訪れた日は5月にしては暑い1日でしたが快適に回れました。

展示されている砂像はすべて、砂と水だけでできており凝固剤は一切使っていないそうです。にしても「砂で世界旅行」のコンセプトが最強で最高。毎年訪れたいくらいでした。

砂でなにかを作る、というと子供の頃砂場で遊んだ記憶が最後なのですが、何事も極めると人さまに感動を与えるような立派なものが作れるのだなあと勉強になりました。

過去の展示はHPからも見れ、歴史の勉強になります。

www.sand-museum.jp

鳥取城跡 天球丸

石垣が崩れるのを防止するために作られた球面の石垣で、日本ではここだけで見られる珍しい石垣です。鳥取城の成り立ちは16世紀の中旬、守護大名であった山名氏の一族争いの家庭で誕生したそうですが、当時地形を利用した山城で石垣や天守はなかったと考えられているようです。

倉吉

時間もあったので倉吉まで足を伸ばしてみました。空港からバスで直接来られます。

江戸時代から大正時代にかけての町並みが続き、商店街やカフェなんかもそれぞれ味があって、外から見ているだけでも風情を感じました。

この記事を書きながら南総里見八犬伝のモデルとなった家臣とともに里見忠義が埋葬されている〈大岳院〉により忘れたことに気づきました・・・😂

二十世紀梨記念館

倉吉が思ったよりコンパクト&人が少なくて早々に散策を終えてしまったので、徒歩で移動しました。入館料に対し、中身が充実していて面白かったです。特に世界の梨産業に関する展示が興味深く、中国へ行ったら梨食べてみようと思いました。

世界の梨が展示されているエリアはこんな感じ。

観光列車 天地

倉吉から鳥取市内へ戻るのに、ちょうどよく観光列車に乗れたので乗車してみました。観光列車〈天地〉~あめつち~です。

島根県出雲市駅~鳥取駅までを一日1往復している電車で、倉吉駅鳥取駅の区間でお世話になりました。この区間では海岸より少し離れた山沿いに線路が走っているため、常に海が見える景観ではありませんでしたが、途中日本海が見える区間では徐行していたり、社内では地域に合わせた観光情報(因幡の白兎の神話を聞きました)を流していたりTHE観光の気分を味わえました。

土曜日の夕方乗車ですが、家族連れは少なくシングルライダーの男性が多かったです。駅でグリーン車の発券をすると、自動で座席指定がされるのですが、海側から座席を割り当ててくれたようで景色は最高でした。車内販売もあり、コーヒーから限定グッズ、車窓手帖(無料)までありました。この車窓手帖が読み応えありで面白かったですね。

宍道湖の方まで行くと車窓から見えるそうなので、また機会があれば乗ってみたいです。

鳥取砂丘コナン空港

コナン空港なのに来た時によく見ておかなかったので散策。ちょうど映画公開後1ヶ月で興行収入が100億を超え、哀ちゃんが100億の女と言われていたタイミングでした😂

 

食べたもの

大海老と野菜の天ぷら蕎麦@蕎麦酒房 つなぎや

大海老と野菜の天ぷら蕎麦とすいちょうの蕎麦湯割り

大海老と野菜の天ぷら蕎麦とすいちょうの蕎麦湯割りを頂きました。

昼から焼酎いただいてしまいましたが、これが美味しくてびっくり。すいちょう自体がすごく飲みやすい焼酎なのに、割った蕎麦湯まで美味しくて、ついおかわり頂こうかと思ってしまいました。ここの蕎麦湯はとろとろ系で蕎麦の香りもすごく立っていたので蕎麦湯割りおすすめです。

肝心のお蕎麦は冷水でキリッと締めてあり、むし暑かったこの日ですが中から冷やしてくれるようでした。塩・つゆどちらでも楽しめる内容でしたが、香りはそこまでしなかったです。蕎麦湯限定のようでした。また天ぷらはサクサクで確かピーマンとじゃがいもが入っていたのが新鮮でしたね。

つゆが甘めの濃いめでした。ちょっとつけて食べるくらいが自分にはちょうど良かったです。蕎麦湯を入れたら大変身しました。

たいやき@米澤たい焼店

白いたいやきです。ちょうど焼き立てだったのか、熱くてすぐ食べられず持ったままお散歩しました。白生地であんこがよく詰まっていて美味しかったです。

 

デミグラスハンバーグ@コロンバ

デミグラスハンバーグをライスとサラダのセットで頂きました。

サラダの写真が無いのですが、自家製の黒ごまが入ったドレッシングが美味しかったです。ハンバーグはお肉感(ふわっとではなくぎっちり)があるもので、デミグラスは一口目カレーを想像させるスパイシーさを感じました。後味で野菜の旨味というか、本来のデミグラス風味を感じるものでした。

デミグラスソース単品だと濃すぎるお店も多いなか、ここのはライス+デミグラスでも食べられそうです(もはや見た目はカレーになりそうですが)

メニューにトッピングが書いてあったのも、ソースがスパイシーだからこそで、目玉焼きかチーズトッピングにすればもっと美味しく食べられたかな、とちょっと後悔です。

モーニングセット@チャップリン喫茶

素泊まりだったので翌朝のご飯に困ってここにしました。朝7時に朝食が食べたかったのですが、ここか駅前のドトールしか選択肢がなく。お手軽な値段で色々栄養が取れました。

 

海鮮丼@砂丘センター見晴らしの丘

2000円かけて豪華ランチにしました。

インスタで見て食べたい!と思ってきてみたのですが、魚の鮮度はそこまで(とはいえ東京で食べるよりは鮮度高いので満足です)なので、あくまで観光地クオリティであることを忘れてはダメです。ウニは若干ミョウバンを感じましたし、光ものも痩せていました。

ではなぜここで海鮮丼を食べたかというと…真ん中にラクダの形をした卵焼き(間にカニすり身が入っている)が可愛かったからです。これはここでしか食べられません。あと具材の種類も多くて、写真で見ると素敵だったからです。

量はご飯が茶碗1杯半くらい入っていて、女性が一人で食べるには多かったです。写っていませんが、これにお味噌汁と漬物もついています。こちらの地方特有の甘めのさしみ醤油をかけて食べる形式です。

ベリーベリーワッフル@すなば珈琲

ホットコーヒーとベリーベリーワッフルを食べました。ちょうど鳥取空港からのバス到着前に入れたので席は空いてました。

コーヒー自体は苦味が強めに出ているので、普段浅煎りではなく深煎りが好きな方向けだと思いました。深煎りですがここ独自の味(これがすなば珈琲所以かも)がして表現し辛いのですがまた飲みに来たいです。

ワッフルは温泉まんじゅうサイズのワッフルが5こ入っており、甘酸っぱいソース+冷凍ベリー達が歩き回って火照っている身体には最高でした。最初ウインナーコーヒーと迷ったのですが飲み物の量が多そうでビールジョッキに入っているような感じでしたので、こちらにして正解でした。

注意事項

  • バス、電車では交通系ICカードが使えない。現金必須。
  • 鳥取駅前
    • ビジネスホテルはたくさんあるが、コンビニとスーパーがない
    • コンビニは駅併設が最後なので忘れずにお酒はゲットしておく🍺

うまく観光するコツ

  • 鳥取砂丘コナン空港
    • 聖地巡礼の方は到着時に写真を取る人が多い
    • 鳥取市内へ向かうバスの時刻に合わせて混み合うため、別手段で空港へ迎えると混雑回避できる
  • 鳥取市
    • バスセンターから乗れるループ麒麟獅子は始発混みます。10分前だとすでに行列なので、早めにいって並ぶか朝ゆっくりにするべし。
    • 鳥取市内や倉吉近辺では1-2時間で周れる観光地が点在しているからレンタカーの方が周りやすい

日程

  • 5/20
    • 09:20-10:35 羽田HND鳥取 TTJ🛩 遅延あり
    • 11:00-12:00 鳥取→倉吉🚌
    • 12:30 〈蕎麦酒房つなぎや〉で蕎麦
    • 13:00-14:00 倉吉駅前から〈〉へ向けて徒歩移動
    • 14:00 〈米澤たいやき店〉でおやつ
    • 15:00 〈鳥取二十世紀梨記念館〉へ
    • 16:30-17:30 倉吉→鳥取🚃
      観光列車〈天地〉に乗れました😆
    • 18:00 〈コロンバ〉で夜ご飯
    • 19:00 〈RESH鳥取駅前〉へチェックイン
  • 5/21