気晴らし旅日記

週末旅した軌跡を残しています。地球をたくさん歩きたい。

【2023年夏 イタリア旅行】フィレンツェ旅行記~芸術作品にこれでもかと触れる~

イタリア旅行のフィレンツェ編です。ナポリからフィレンツェに移動し、2日滞在する中でたくさんの芸術作品に触れてきました(本当に手で触れる距離感にあります)

中でも外せない観光スポットと、食べたものを整理しておきます。

ドゥオモのクーポラ

階段463段を登って〈ジョットの鐘楼〉と〈最後の審判〉のフレスコ画を見ました。オペラグラスで見ると一人ひとり、丁寧に描かれていてどうやって書いたのか、すごく気になりました。

登りきった景色も逆光でしたがとても美しかったです!

ジョットの鐘楼

なんと翌日の朝、隣の鐘楼にも登ってしまいました。こちらは414段です。

ドゥオモより階段は狭いのですが、休憩処(中間階というべきでしょうか)が4-5回有るので、座って休みをとりつつマイペースに登れました。こちらも逆光になってしまいましたが、朝の澄んだ空気を良い景色を見ながら味わえる、とてもよい場所でした!

ウフィツィ美術館

フィレンツェに行ったら絶対に外せないよ!と先輩に言われたので、美術館にも寄りました。この写真は外廊下の天井を取った写真ですが、美術館自体が相当広くうえに外廊下まで立派な装飾が施されているのに驚いて取った写真です。

中に入ってみると展示が本当に多く、教科書で見たことがある絵画の本物がガラス1枚のすぐ向こうに有り、筆のタッチまで見える距離で閲覧でき、写真が取り放題なのが驚きでした。

日本だとショーケースの中(へばりつかないと仔細が見えない)で、かつ写真禁止も多いので記憶にも記録にも残せるのはとても良かったです。

『プリマヴェーラ』 ボッティチェッリ作

プリマヴェーラサンドロ・ボッティチェッリ

『ヴィーナスの誕生』 ボッティチェッリ作

ヴィーナスの誕生サンドロ・ボッティチェッリ

ボッティチェッリの2つの作品は、題名は分からずとも何処かで見たことある絵画だと思います。『プリマヴェーラ』は古典神話を題材にした作品だそうで、右から左に物語は進んでいくそうです。

彼の作品は輪郭がしっかりわかるように描かれているのに、それでいて繊細さをのこし、目の書き方に特徴が有るように見えました。同年代の作品と比較すると、目の丸みがわかるように書かれているが二重幅が割りと細めに(アジア人にもいそう)に描かれているなと思います。

『受胎告知』 レオナルド・ダ・ヴィンチ作

『受胎告知』 レオナルド・ダ・ヴィンチ

ダヴィンチの作品だとモナリザが有名ですが、これもデビュー作と言われているものです。遠近法を用いられているため、背景の景色と手前側の2人を見比べると奥行きがはっきりわかるかと思います。

実際に見てみて、ダヴィンチの特徴は ぼかし かなと改めて思いました。よく目にするモナリザも少しぼかしが入っている印象(輪郭がはっきりしない感じ)がありますが、あれはあの作品だけでなく他の作品でも再現性がありました。

下記の『キリストの洗礼』では、左下の天使2人がダヴィンチが描いたものとされていますが、顔の輪郭や表情の影が右上2人とは異なるのがわかるかと思います。

『キリストの洗礼』

『キリストの洗礼』

ダヴィンチが書いた部分の拡大ですが、ぼかされている故の、表情の柔らかさが伝わるかなと思います。こんな表情を描けるなんて、やはり天才と言われる所以だと思います(現在でもこれが描ける人はそうそういないと思うのですが、15世紀に描かれていたなんて。。)

『ヒワの聖母』 ラファエロ作

『ヒワの聖母』 ラファエロ・サンティ作

続いてはラファエロの作品です。彼もダヴィンチ、ミケランジェロと並ぶ三大巨匠のひとりで、短い人生の中で建築や絵画など様々な作品を残したそうです。

これもその中の一つで友人の結婚式祝に描かれた聖母子画なのですが、一度は地震被害で割れてしまったものの修復がなされ、写真の通り展示がされています。

『メドゥーサ』 カラヴァッジオ作

『メドゥーサ』 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ

斬首にされた魔女メドゥーサの最後の瞬間が生々しく表現されている、ミケランジェロの作品です。これはキャンバスではなく、円形の縦に描かれているので横からみると前に湾曲していて、それがより顔の立体感を生み出している気がします。

ミケランジェロの作品は、一番実際の人間らしく描かれていて、特に影(陰影)の使い方が他2人と比べても抜き出ている印象でした。

食べたもの

ランプレドットのパニーニ@中央広場

フィレンツェ中央市場でパニーニを食べました。日本でいうモツ煮をパンに挟んだようなものですが、この地域では牛の第4の胃を香草と塩コショウで味付けして煮込んだもの(=ランプレドット)が有名なんだそうです。

注文すると店員さんが目の前で刻んでサルサソースなどで味付け~パンに挟んでくれるのですが、この鍋から美味しそうな香りが漂っていて、本当に待ちきれなかった😂

挟んでいるパンも日本のパニーニで使われるものより硬めで、ソースを吸収するからこそ美味しく食べやすい硬さに化ける代物でした。

マスカルポーネチーズとバジルのパスタ@中央広場

2日続けて中央広場でランチです。今度はパスタを食べたのですが、とても重くて胃もたれをこらえながら食べました(暑かったのでバテていただけかもしれませんが、オイルとチーズが胃にきました…)

バジルソースが絡まったパスタの上に、マスカルポーネチーズとトマトが乗っていて、ここのトマトも皮厚めでかつフルーツトマトのような甘さもありました。

2日連続でお世話になった中央市場は、観光名所から少し離れた位置にありますが、徒歩で十分回れる場所です。

〈Venchi〉のジェラートサンタ・マリア・ノヴェッラ

駅で電車待ちの間にジェラートです。イタリアに来てようやくです。

ピスタリオとダークチョコレート味で、カップの内側にはラズベリーチョコレートが塗ってあり、上にはチョコレートが刺さっている甘々なデザートです。

内側に塗ってあるラズベリーがほどよく酸味があって、とても美味しかった~!

駅構内だけど30℃くらいで暑かったので、写真を取ったタイミングですでに溶け始めてますね☼

フィレンツェ観光と電車移動で気をつけること

  • ドゥオモと鐘楼の比較
    • クーポラの天井画をしっかりみるにはオペラグラス必須
    • 時間制限について 
      • ドゥオモは時間管理スタッフがおり、時間制限あります
      • 鐘楼は時間制限が無いので好きなだけ頂上にいれます
    • 写真のとりやすさについて
      • ドゥオモはフェンスが無いため、景観良いままを写真に残せる 
      • 鐘楼はフェンスで囲われていてレンズだけ隙間から出して写真を撮る必要あり(自撮りはフェンスが絶対に入る)
    • 上りやすさについて
      • 中間層(座って休めるところ)は鐘楼のほうが多い
      • 鐘楼は階段が狭くすれ違いや追い抜きが難しい
      • ドゥオモは階段ですれ違いはでき、階段の曲がり角で一時停止して追い抜いてもらうことも可能
  • 電車について
    • スーツケースを通路に置けず(どちらも車内サービスが有るため)、網棚の上 or 号車連結部分にあるスーツケース置き場に置く必要がある
      • 網棚のうえは2-3泊用が限界サイズ
      • スーツケース置き場は数に限りがあり、ワイヤーロックは要持参

        .italo Primaクラスの車内

        .italo Primaクラスの車内
    • 進行方向に席を向けないため、後ろ向きに電車が進むことがある
      ※ .italo社の高速鉄道 / Trenitalia社の FrecciaRossa(フレッチャロッサ)のどちらでもありえる
    • 当日券も購入できるが事前予約のうえ、印刷  or アプリでチケットを持っていくと良い
    • 座席クラスによっては車内販売がある

      .italo の車内サービスでちょっとしたお菓子と飲み物

      .italo の車内サービスでちょっとしたお菓子と飲み物

スケジュール

【2023年夏 イタリア旅行】ナポリ旅行記~ポンペイに浸る2日間~

まとまって夏休みを取得できたのでイタリアに行ってきました。初日~3日目まではナポリに滞在し、ポンペイ遺跡を満喫するために考古学博物館と現地へ赴くことに注力しました。

国立考古学博物館

現地に到着して早速ナポリにある国立考古学博物館に行きました。

ここには18世紀以降に発掘されたポンペイを始めとするナポリ近郊の遺跡の出土品と、16世紀にファルネーゼ家が収集したローマで発見された古代彫刻群が展示されています。

入ってすぐアレクサンドロス大王が迎えてくれます。マケドニアの王としてマケドニアからエジプト・ギリシャペルシャ・インドの一部まで広がる広大は帝国を築いた人で、歴史上有名な人です。

イタリアには主人公級の有名人が数多くいますが、中でもアレクサンドロス大王が一番だったのだと伝わってきます。

ファルネーゼの雄牛

ファルネーゼの雄牛

1546年にローマのカラカラ浴場後で発見された〈ファルネーゼの雄牛〉は紀元前4世紀頃に作成された大理石製の彫刻です。

牛を寄ってたかって虐めているように見えますが、実際いじめられているのは左下の女性 ディルケ王妃で、ゼウスの双子の母親が彼女に虐待されていたため、彼らが暴れ牛を用いて引きずり回して復讐しようとしている構図だそう。

2階にはポンペイで出土した絵画やブロンズ像などが多数展示されています。

アレクサンドロス大王のモザイク イッソスの戦い

(レプリカ)アレクサンドロス大王のモザイク イッソスの戦い

本物は修繕中とのことでレプリカが展示されていました。

実物はポンペイで出土し、イッソスの戦いを表現したものと言われています。イッソスの戦いは、紀元前334年に起こったアケメネス朝(ペルシア帝国)との戦いで、アレクサンドロス大王が東方遠征中にペルシア帝国のダレイオス3世と戦ったものです(数はダレイオス軍20万に対し、アレクサンドロスは3分の1以下と言われている)

戦地となったイッソス(現在のトルコ イスケンデルン周辺)は山に囲まれている地形でお互いが敵を求めて前進した結果、片側は山の上を、もう一方は山の下を通ることで空前のすれ違いが発生し、先に気づいたダレイオスがアレクサンドロス軍の背後から攻めることで始まりました。

一瞬奇襲にも見える構図ですが、早々に作戦ではなくただの偶然だと気づいたアレクサンドロスは冷静に戦況を分析し、まずは弓兵を歩兵で壊滅させ、その後騎兵で側面から不死隊(※)を急襲する戦略を取ります(ダレイオス自身は戦車に乗っており、その周囲を不死隊と呼ばれる屈強な兵1万で固めていた)

不死隊にまで迫られたダレイオスは怖くなって、戦車から馬に乗り換えて敗走し、それが兵たちにも伝わることで全軍敗走となり、逃げるダレイオス軍をアレクサンドロス軍が一方的に制圧していく構図だったそうです。

 

その他にもポンペイの家々で発見された絵画や食器類、縮小模型がありました。
当時の貴族層が使っていたものですが、現代のものと大きく変わらず、現代人が使っても問題なく生活ができそうな品々でした。2000年前でこの生活レベルだったのかと、圧巻でした。

実際は書ききれないほど数多くの展示があり、有名な彫刻や絵画もたくさんありました。16時~閉館時間まで約3時間強いましたが、全然時間が足りなかったです。

また行きたいなという思いと、今度こそはイッソスの戦いの本物を見たい…!

ポンペイ遺跡

雲がかかってますがヴェスヴィオ火山を背景に遺跡を取りました。車道と歩道が分離され、飛び石状の横断歩道があり、雨が降っても水たまりができにくい構造になっていました。

テルモポリオと呼ばれる居酒屋の跡もたくさんありました。博物館で見た食器類もそうですが、見れば見るほど現在の生活とそう変わらないところがちょっと恐ろしいです。

中心地から少し離れたところに1.2万人が収容できる円形闘技場があります。コロッセオに似てますが、建造はこちらが先だそうで紀元前80年頃に建設された現存する中で世界最古のものだそう。

観客席には上がれないものの、アリーナ部分には入れるため見世物にされる気分は十分味わえました。

秘儀荘

秘儀荘

また秘儀荘も中心地から離れていますが寄ってきました。

ポンペイレッドと呼ばれる独特な赤色を背景に、等身大の29人が描かれており、当時流行していたディオニュソス信仰への入信儀式を描いたと言われています。

またこの他にも有名どころは一通り回ってみて、悲劇詩人の家を回ったり、石膏による当時の人の復元を見たりしました。

悲劇詩人の家 モザイクの犬

悲劇詩人の家 モザイクの犬

顔の表情など細かい部分は復元できていないのですが、当時の人間の大きさはおおよそ再現されていました。成人だそうですが、今の日本人より1周りは小さかったです。

尻尾生えたりしてないかと期待したのですが、人間の造形はここ2000年で変わらずのようです(残念)

ネロ帝の凱旋門

ネロ帝の凱旋門

市内~湾岸散策

ナポリ中央駅からMunicipio駅までメトロで移動して、徒歩で3~4km散策。日中32~33℃の快晴で雲もなく暑かった!日本では数年感じたことのない、カラっとしたThe夏でした。

ネットゥーノの噴水

ネットゥーノの噴水

ヌオーヴォ城

ヌオーヴォ城

元々13世紀のアンジュー家の城だったが、15世紀になってアラゴン家に寄って再建されたもの。円形の塔が5つあり、正面からみた白い部分は大理石でできた凱旋門になっており、ルネサンス様式の傑作の一つだそう。

中は入らなかったのですが、礼拝堂と美術館があるそう。

Galleria Umberto I

Galleria Umberto I

1887-1890年に作られた商業施設でナポリの中心商業とすることを目的に建設されたそうです。それにしても立派なアーケードでした。

シャッターが降りている店もありましたが、おしゃれな服屋さんが多かったです。

卵城

卵城

12世紀に建てられたナポリ最古の古城で、時代背景に応じてときには王族の住居、ある時には牢獄として、時代毎に改修・改築が行われて様々な用途に使われていたそう。

上部には大砲の置かれたテラスがあるそうで、市民を威嚇し反乱や革命が起こることを防ぐ目的だったそうです。

屋上からの風景は「ナポリを見てから死ね」の格言の由来で、ナポリの町並み・サンタルチア湾・ヴェスヴィオ火山・カプリ島まで見渡せるんだとか。

閉館していて入れなかったのが悔やまれる…!

卵城前からヴェスヴィオ火山を望む

卵城前からヴェスヴィオ火山を望む

Rotonda Diaz から西を望む

Rotonda Diaz から西を望む

食べたもの

魚介のリングイネ@La Cantina Dei Mille

ホテル横のお店で魚介のリングイネ(トマトソース)を食べました。明らかに1人前ではなく食べきれなかったのですが、魚介の旨味がよく出ていて美味しかったです。旨味ももちろんのこと、タコ・エビあたりはそのものの弾力もよくありました。リングイネも小麦の風味をよく感じました。

ワインに合うように少し塩辛めの味付けだったのですが、アルコールなしでも美味しくいただける加減でした。

お店近くの雰囲気はこんな感じで、画像の白いテントが出ているあたりになります。キャッチの方がおります。

ティラミス

ナポリ中央駅の2Fで食べました(普段はピザも売っていそうだった)おやつ時間だったのでティラミスとコーラを頼んでみましたが、ティラミスもチーズそのものが美味しく、とても濃厚でした。

到着までになれない硬水でお腹を壊したり散々だったのですが、コーラは世界共通で久々に美味しい飲み物で喉を潤しました。

ついた当日の16時-17時あたり(日本時間だと夜中)に食べたのですが、ティラミスは濃厚過ぎて胃もたれしました😂でも美味しかった…!

マルゲリータ&カプレーゼ

ナポリピザ

カプレーゼ

駅前のお店でマルゲリータとカプレーゼを食べました。トマトとチーズだいすきです。写真だとわかりにくいですが、2人前ありましたね。店員さんが気を利かせて、先にカプレーゼを持ってきてくれたのですが、これを食べきった時点でお腹いっぱいになっていました😂

トマトとモッツァレラは素材そのものが美味しく感じられ、トマトは皮厚でゼリー質が少なく少し酸味があり、モッツァレラチーズは牛乳のまろやかさとクリーミーさがありました。

日本で食べるモッツァレラチーズってあまり味がしないと思うのですが(スーパーでよく見る水に入っているやつ)、イタリアで食べたチーズは総じて牛乳がベースに有ることをはっきりと感じ、クリーミーで柔らかさがありました。

素材だけで美味しいのに、これにオリーブオイルとバルサミコ酢(どちらも大好物)を好きなだけかけて食べるという、贅沢な食べ方をさせて頂きました😋

マルゲリータはそんな素材をかけあわせてパンに載せて焼いているので、間違いない美味しさでした。生地が耳までフッカフカナポリを感じました!

駅すぐ横のお店で、現地の方からするとレベルは高くないお店かもしれませんが、こういったお店だと素材そのものの味がわかるので立ち寄ってみてよかったです。

注意事項/ポイント

  • アリバスの乗車について 
    • タッチ決済ができるクレカは乗車時にタッチ決済で購入可
    • 乗車位置はここ(行列ができていると思います。列を整理している人はいません)
  • アルテカード(campania-3-days)はアプリでしか売ってない
    どこにも売ってなく現地調達は不可なので必ず購入しておくこと
  • ポンペイについて
    • 先にポンペイ遺跡を散策→翌日に博物館が吉
      音声ガイドを聴くと、さも目の前に実物があるかのように案内されるが、実際は博物館に保存されているケースが結構多いため。また博物館も展示内容が多いため、先に現地で気になるものをピックアップしてから行くと良い。

スケジュール

  • 7/1(土) CET/UTC+0100
    • 12:00  カポディーニ空港(ナポリ)到着
    • 16:00~19:00 〈国立考古学博物館〉を散策
    • 20:00 夜ご飯🍴
  • 7/2(日)

関連記事

イタリア旅行 目次編

chanmo7.hatenablog.com

 

【2023年夏 イタリア旅行】サマーバケーションを満喫しました~目次編~

ナポリの卵城からヴェスヴィオ山を眺めた景色

7月上旬に1週間の夏休みが取れたのでイタリア(ナポリ/ローマ/フィレンツェ)に行ってきました。

それぞれ都市毎に記事分けるので、こちらは目次代わりにします。詳細は書いたらリンクつけるので、興味あるところだけピックアップくださいませ。

スケジュール(6泊9日)

全体はこんなスケジュールで行きました。当初決めた内容より遅れた/変更した部分もたくさんありますが、事前に予約したものにはすべて間に合いました(合わせたといったほうが良いかも)

散策部分はほぼ徒歩です。こんなにあれこれ見ず、ポイントを決めて回る方が良いと思います。ちなみにこの内容で約101km歩いておりました。

ナポリ

  • 6/30(金) JST/UTC+0900
    • 成田空港第2ターミナルへ移動🚃
    • 〈ナインアワーズ〉でシャワーを浴びる
    • ラウンジで🍺を頂く
    • 22:30 成田発🛫
  • 7/1(土)
    • 04:10~07:40 ドバイ着~散策~出発
    • 12:00 CET/UTC+0100 カポディーニ空港(ナポリ)到着
      • アルテカード(campania-3-days)を入手できず…
      • アリバスでナポリ市内へ移動🚌
    • 16:00~19:00 〈国立考古学博物館〉を散策
    • 20:00 夜ご飯🍴
  • 7/2(日)

フィレンツェ

ローマ

シリーズ記事

chanmo7.hatenablog.com

chanmo7.hatenablog.com

chanmo7.hatenablog.com

chanmo7.hatenablog.com

パラティーノの丘からフォロ・ロマーノとコロッセオを眺める

ラティーノの丘からフォロ・ロマーノコロッセオを眺めたお気に入りの景色

【2023年5月】鳥取砂丘で大人の砂遊び

5/20(土)-21(日)で鳥取へ行っていました。すでに2ヶ月経過しているのですが(下書きを書いて放置していた)メモ代わりに残しておきます。

砂丘

最高気温27度で靴履いた状態でちょうど良い気温でした。海側から冷たい風が常時吹いてくるので暑いけれどもすぐ冷やされるような、そんな状態です。写真は〈馬の背〉とよばれる高さ40m(マンション15階換算)の自然にできた砂山で、これを上り降りするのが一般的な散歩コースのようです。

ゴアテックスのスニーカーを履いて雪歩きと同じ要領で歩いたのですが、行きは砂はそこまで入らずで下りで足首側から砂が入ってきてしまい、靴を脱いで戻ることになりました。足首から入ってしまうのは防ぎようがないのと、よく靴に砂が入るから脱いでorサンダルで行きましょうとは言いますが、実際にはインソールに詰まった砂が取れないので靴は脱ぎましょう、が正解でした。

砂が大変細かいので裸足で砂歩きするのは気持ち良かったですが、いかんせん暑くて火傷するかと思いました。45度はありそう。

砂の美術館

砂の美術館は常設展示があるわけではなく、「砂で世界旅行」のコンセプトに沿ったテーマで毎年作り替えているようでした。屋内:野外=9:1くらいの割合で展示があり、屋内は適度な温度・湿度管理がされておりました。訪れた日は5月にしては暑い1日でしたが快適に回れました。

展示されている砂像はすべて、砂と水だけでできており凝固剤は一切使っていないそうです。にしても「砂で世界旅行」のコンセプトが最強で最高。毎年訪れたいくらいでした。

砂でなにかを作る、というと子供の頃砂場で遊んだ記憶が最後なのですが、何事も極めると人さまに感動を与えるような立派なものが作れるのだなあと勉強になりました。

過去の展示はHPからも見れ、歴史の勉強になります。

www.sand-museum.jp

鳥取城跡 天球丸

石垣が崩れるのを防止するために作られた球面の石垣で、日本ではここだけで見られる珍しい石垣です。鳥取城の成り立ちは16世紀の中旬、守護大名であった山名氏の一族争いの家庭で誕生したそうですが、当時地形を利用した山城で石垣や天守はなかったと考えられているようです。

倉吉

時間もあったので倉吉まで足を伸ばしてみました。空港からバスで直接来られます。

江戸時代から大正時代にかけての町並みが続き、商店街やカフェなんかもそれぞれ味があって、外から見ているだけでも風情を感じました。

この記事を書きながら南総里見八犬伝のモデルとなった家臣とともに里見忠義が埋葬されている〈大岳院〉により忘れたことに気づきました・・・😂

二十世紀梨記念館

倉吉が思ったよりコンパクト&人が少なくて早々に散策を終えてしまったので、徒歩で移動しました。入館料に対し、中身が充実していて面白かったです。特に世界の梨産業に関する展示が興味深く、中国へ行ったら梨食べてみようと思いました。

世界の梨が展示されているエリアはこんな感じ。

観光列車 天地

倉吉から鳥取市内へ戻るのに、ちょうどよく観光列車に乗れたので乗車してみました。観光列車〈天地〉~あめつち~です。

島根県出雲市駅~鳥取駅までを一日1往復している電車で、倉吉駅鳥取駅の区間でお世話になりました。この区間では海岸より少し離れた山沿いに線路が走っているため、常に海が見える景観ではありませんでしたが、途中日本海が見える区間では徐行していたり、社内では地域に合わせた観光情報(因幡の白兎の神話を聞きました)を流していたりTHE観光の気分を味わえました。

土曜日の夕方乗車ですが、家族連れは少なくシングルライダーの男性が多かったです。駅でグリーン車の発券をすると、自動で座席指定がされるのですが、海側から座席を割り当ててくれたようで景色は最高でした。車内販売もあり、コーヒーから限定グッズ、車窓手帖(無料)までありました。この車窓手帖が読み応えありで面白かったですね。

宍道湖の方まで行くと車窓から見えるそうなので、また機会があれば乗ってみたいです。

鳥取砂丘コナン空港

コナン空港なのに来た時によく見ておかなかったので散策。ちょうど映画公開後1ヶ月で興行収入が100億を超え、哀ちゃんが100億の女と言われていたタイミングでした😂

 

食べたもの

大海老と野菜の天ぷら蕎麦@蕎麦酒房 つなぎや

大海老と野菜の天ぷら蕎麦とすいちょうの蕎麦湯割り

大海老と野菜の天ぷら蕎麦とすいちょうの蕎麦湯割りを頂きました。

昼から焼酎いただいてしまいましたが、これが美味しくてびっくり。すいちょう自体がすごく飲みやすい焼酎なのに、割った蕎麦湯まで美味しくて、ついおかわり頂こうかと思ってしまいました。ここの蕎麦湯はとろとろ系で蕎麦の香りもすごく立っていたので蕎麦湯割りおすすめです。

肝心のお蕎麦は冷水でキリッと締めてあり、むし暑かったこの日ですが中から冷やしてくれるようでした。塩・つゆどちらでも楽しめる内容でしたが、香りはそこまでしなかったです。蕎麦湯限定のようでした。また天ぷらはサクサクで確かピーマンとじゃがいもが入っていたのが新鮮でしたね。

つゆが甘めの濃いめでした。ちょっとつけて食べるくらいが自分にはちょうど良かったです。蕎麦湯を入れたら大変身しました。

たいやき@米澤たい焼店

白いたいやきです。ちょうど焼き立てだったのか、熱くてすぐ食べられず持ったままお散歩しました。白生地であんこがよく詰まっていて美味しかったです。

 

デミグラスハンバーグ@コロンバ

デミグラスハンバーグをライスとサラダのセットで頂きました。

サラダの写真が無いのですが、自家製の黒ごまが入ったドレッシングが美味しかったです。ハンバーグはお肉感(ふわっとではなくぎっちり)があるもので、デミグラスは一口目カレーを想像させるスパイシーさを感じました。後味で野菜の旨味というか、本来のデミグラス風味を感じるものでした。

デミグラスソース単品だと濃すぎるお店も多いなか、ここのはライス+デミグラスでも食べられそうです(もはや見た目はカレーになりそうですが)

メニューにトッピングが書いてあったのも、ソースがスパイシーだからこそで、目玉焼きかチーズトッピングにすればもっと美味しく食べられたかな、とちょっと後悔です。

モーニングセット@チャップリン喫茶

素泊まりだったので翌朝のご飯に困ってここにしました。朝7時に朝食が食べたかったのですが、ここか駅前のドトールしか選択肢がなく。お手軽な値段で色々栄養が取れました。

 

海鮮丼@砂丘センター見晴らしの丘

2000円かけて豪華ランチにしました。

インスタで見て食べたい!と思ってきてみたのですが、魚の鮮度はそこまで(とはいえ東京で食べるよりは鮮度高いので満足です)なので、あくまで観光地クオリティであることを忘れてはダメです。ウニは若干ミョウバンを感じましたし、光ものも痩せていました。

ではなぜここで海鮮丼を食べたかというと…真ん中にラクダの形をした卵焼き(間にカニすり身が入っている)が可愛かったからです。これはここでしか食べられません。あと具材の種類も多くて、写真で見ると素敵だったからです。

量はご飯が茶碗1杯半くらい入っていて、女性が一人で食べるには多かったです。写っていませんが、これにお味噌汁と漬物もついています。こちらの地方特有の甘めのさしみ醤油をかけて食べる形式です。

ベリーベリーワッフル@すなば珈琲

ホットコーヒーとベリーベリーワッフルを食べました。ちょうど鳥取空港からのバス到着前に入れたので席は空いてました。

コーヒー自体は苦味が強めに出ているので、普段浅煎りではなく深煎りが好きな方向けだと思いました。深煎りですがここ独自の味(これがすなば珈琲所以かも)がして表現し辛いのですがまた飲みに来たいです。

ワッフルは温泉まんじゅうサイズのワッフルが5こ入っており、甘酸っぱいソース+冷凍ベリー達が歩き回って火照っている身体には最高でした。最初ウインナーコーヒーと迷ったのですが飲み物の量が多そうでビールジョッキに入っているような感じでしたので、こちらにして正解でした。

注意事項

  • バス、電車では交通系ICカードが使えない。現金必須。
  • 鳥取駅前
    • ビジネスホテルはたくさんあるが、コンビニとスーパーがない
    • コンビニは駅併設が最後なので忘れずにお酒はゲットしておく🍺

うまく観光するコツ

  • 鳥取砂丘コナン空港
    • 聖地巡礼の方は到着時に写真を取る人が多い
    • 鳥取市内へ向かうバスの時刻に合わせて混み合うため、別手段で空港へ迎えると混雑回避できる
  • 鳥取市
    • バスセンターから乗れるループ麒麟獅子は始発混みます。10分前だとすでに行列なので、早めにいって並ぶか朝ゆっくりにするべし。
    • 鳥取市内や倉吉近辺では1-2時間で周れる観光地が点在しているからレンタカーの方が周りやすい

日程

  • 5/20
    • 09:20-10:35 羽田HND鳥取 TTJ🛩 遅延あり
    • 11:00-12:00 鳥取→倉吉🚌
    • 12:30 〈蕎麦酒房つなぎや〉で蕎麦
    • 13:00-14:00 倉吉駅前から〈〉へ向けて徒歩移動
    • 14:00 〈米澤たいやき店〉でおやつ
    • 15:00 〈鳥取二十世紀梨記念館〉へ
    • 16:30-17:30 倉吉→鳥取🚃
      観光列車〈天地〉に乗れました😆
    • 18:00 〈コロンバ〉で夜ご飯
    • 19:00 〈RESH鳥取駅前〉へチェックイン
  • 5/21

【2023年4月】弘前さくらまつり2023で夜桜見物

4月に弘前さくらまつりに行ってきました。ソメイヨシノの時期から残念ながら1週遅く、すでに葉桜状態でしたが、しだれ桜が見頃でした。

さくら🌸

春陽橋から南を向いて取ったものですが、夜になるとまだ桜が咲いているようには見えますね。実際のところ、ほとんど葉桜で半分以上は葉っぱですが、ライトアップにするとそれっぽく見えるのが恐ろしい。光の力はすごいんだなと再確認しました。

時期を1週すぎるとどうなるのか、昼間撮ったもので現実も残しておきます😂(この一週間で強風・雨の日もあったため、ほぼ散ってました)

ちなみにしだれ桜はちょうど満開で、城付近は見頃でしたね。これ以外にも弘前公園には様々な種類の桜があるため、木単体で見ると満開だったりするのですが、せっかく弘前に来るならソメイヨシノ満開の時期が良いと思います。

禅林街

禅林街の終端、長勝寺の中に嘉元4年(1306年)にこの地に送られてきたという重要文化財の銅鐘があります。この銅鏡の送り主には「北条貞時」の名もあるそうで、当時鎌倉中心で馳せていた北条家の名をこんな遠い地でも聞くことになります。
鎌倉時代の史実はそこまで残っていない中、当時の鎌倉幕府と関係があったことを意味する貴重なもののようです。

ちょうど鐘の中央列上部に「嘉元四年」と掘られているのが確認でき、よくあるレプリカではなく、700年以上前の品を肉眼で見る貴重な体験でした。

いきなり鐘の話をしましたが、禅林街というと〈長勝寺 三門〉が有名ですね。こちらも1629年に建立されたもので複数回改造しているものの、当時の木造のままでした。

木造建築で現存するものも少ないので、足を運んで良かったです。

山内丸山遺跡

教科書にも載っている遺跡に来てみました。建物は当時の再現ですが、左側の建物の支柱部分は現存しており見ることもできます。

支柱は当時から等間隔で配置がされていたそうで、その時代すでに測量(等間隔を測る)する技術があったことの証明になるそうです。昔はメジャーなんて存在しないし、メートル単位の長さをどうやって正確に測ったのか気になります。

また外の展示だけでなく室内展示も充実しており、出土品が大量に並べられていました。

縄文土器も年代に応じて細かい違いがあると知らなかったので、こうして一覧化して見せてくれて大変勉強になりました。出土数が多くないとこの展示はできないのでここならではかと思います。

大体300年ごとに(下から上に向けて)様式が変わるようですが、時代が進むにつれて下記の進化をするようです。

  • 土器の深さは浅くなる(口も広くなり使いやすい形へ)
  • 模様なし→模様パーツを作成してくっつける(立体化)→掘って模様をつけるようになり、表現の幅が広がる
  • 上部だけ模様あり→土器全体へ模様がつく

青森県立美術館

遺跡だけでは時間が余ってしまったので、お隣の美術館にも立ち寄って見ました。青森県立美術館といえば、有名なのは「あおもり犬」ですね。

食べたもの

弘前市

オムライスとハンバーグ+クレームブリュレ@喫茶 神屋

土地柄か全般的に味が濃い気がしていたのですが、喫茶神屋のお料理は全体的に大変上品で優しい味でした。

中でも、肉汁じゅわっと、なのにふわっとした食感のハンバーグとケチャップとハンバーグソースが喧嘩していないオムライスが美味しくて、ハンバーグは久々にあたりを引いた!と思いました。

メインが美味しかったのでクレームブリュレも追加したのですが、これもとても美味しい!クリームが本当になめらかで、名の通りクリームを食べているような仕上がりだったのが印象的でした。

海彦そば@そば処 清水

薬味になる食材がたくさん入ったお蕎麦です。手前の別皿につゆを用意して、そばを都度つけて食べたのですが、塩味が強いそばつゆで蕎麦湯で適宜割って食べました。

(個人的には出雲も甘いつゆが好きで、関東のかつおが効いたつゆも少し濃いなと感じるので衝撃的な塩味の強さでした)

慣れない味にちょっとびっくりしましたが、お蕎麦自体はキリリと締まっていて大変美味しかったです。

ソイラテ@スターバックスコーヒー 弘前公園前店

夕方で気温が下がり寒くなってきた時間帯でしたが、人気で外まで席が埋まっていました(中のスペースで立って召し上がるグループも多かったです)

入り口からレジまでは並んでおり注文まで少し待つので、モバイルオーダーしておくと良さそうでした。

青森市

パムパムアップル@Sweets Factory pampam アスパム

青森といえばりんご!ということでアップルパイ食べました。

良い意味で余計なものが入ってなかったので(シナモンとかジャムとか)、パイのサクサク食感とバターの風味、紅玉りんごの素材そのものの美味しさを感じました。りんごは角切りではなく、くし型切りで入ってますので果肉感がしっかり味わえます。

お店の裏にもベンチがあり、海を眺めながら食べられますが、天気も良かったのでA-FACTORYの前まで移動して写真を取ってみました。

映える写真は取れたけど、風が強くて砂浴びながら食べることになったので、変なことはせずにお店の裏で召し上がることをおすすめします😂

ホッケ焼き定食@丸青食堂

海沿いにくるとどうしても魚が食べたくなるもので、ホッケの塩焼きも食べました。写真だとわかりにくいのですが、脂が乗っていてとても美味しかったです(旬には少し早かったと思うのですが)皮まで美味しかったので骨だけ残す形で綺麗にいただきました。

直近のテレビでここのカレーが美味しいと紹介されていたらしいのですが、限定数らしく訪ねた9時頃には売り切れていました。

日程と旅行準備について

気温

よく晴れた快晴でしたが、最高気温15度・最低気温6度でした。
日中はダウンいらないくらい(薄手のダウンを来ている人も見かけましたが)でしたが、夜はダウンが欲しかったです。

ヒートテック+長袖カットソー+MA-1+ジーンズ+足首は出ない靴下で日中を過ごし、夜はウルトラライトダウンをインナーに着ましたがそれでも日が沈んだあとは寒かったです。寒がりならもう少し厚着が必要かもしれません。

交通IC・電子マネー対応

東京→新青森まではSuicaが使えましたが、新青森弘前Suicaが使えませんでした(2023年5月27日から使えるようになるそうです)改札を出る際に弘前駅で切符を購入したので現金は持っていく必要ありです。

弘前市内、青森市内いずれもPayPayでの支払い可の飲食店は見ましたが、それ以外の電子マネー支払いは見かけませんでした。

newsdig.tbs.co.jp

予約

新幹線に合わせて1ヶ月前に予約しようとしましたが、ホテルが全然空いてなくて苦労しました(弘前が満杯なのはもちろんのこと青森市内も駅チカは埋まっており、奇跡的に〈アートホテル青森〉が予約取れました)

一般的なビジネスホテルでしたが、お掃除は行き届いていて快適に過ごせました。フロントでは迫力あるねぶたが出迎えてくれました。

日程

  • 初日(2023.4.22)
    • 08:20-11:18 東京→新青森🚄
    • 11:30-12:01 新青森弘前🚃
    • 13:00 〈喫茶 神屋〉で豪華なランチ食べる
    • 弘前城~藤田記念公園~禅林街をさんぽ🚶
    • 17:00 〈そば処 清水〉で蕎麦食べる
    • 17:30 スタバ立寄り
    • 夜桜見物🌸
      • 帰りは駅までバス🚌使いました(お祭り期間中は一定間隔走行)
    • 20:31-21:17 弘前→青森🚃
    • 海沿いを予習しつつ〈アートホテル青森〉へ移動🚶
  • 2日目(2023.4.23)

松本城 日帰りさんぽ

2021年10月下旬に日帰りで松本城に行ってきました。天気もよく散歩日和だったので回った場所などをメモ。
f:id:chanmo7:20211031182411j:image

昼食:〈小昼堂〉で蕎麦と焼きおやき

当日は8時発のあずさ5号に乗って、新宿から松本へ向かいました。久しぶりに特急に乗ったのですが、最近の特急は新幹線ばりに新しくて快適ですね。自宅に籠っている間にこんなに進化したのかと、ちょっとびっくりしました。

車窓から富士山や諏訪湖を眺めているうちに松本到着。10:40くらいに到着したのですが、早速お昼(兼朝ごはん)を食べました。

f:id:chanmo7:20211031182333j:image

小昼堂さんで、ごぼ天そばとおやき(きんぴら)のセットをいただきました。
蕎麦も美味しいのですが、このお店はおやきがとてもおすすめです。おやきと言うと蒸しおやきが定番ですが、ここのは"焼き"おやきで歯にくっつかないし、外側がさくっとしていて最高です。
店内で焼き立てを提供してくれるので、熱々でした。
f:id:chanmo7:20211031182308j:image
きんぴらをいただきましたが、他にもお食事系〜デザート系まで種類がありました。個人的にはりんごカスタードも食べてみたかったな。
周辺のお昼どころは11:30開店が多いので、一足はやく食べたいときはおすすめです。

松本城〉を散策

お腹も満たされたので、次は松本城を散策。まだ観覧料を払ってないのにこの佇まいが見られます。

向かって右下の赤い柵で囲まれた部屋は"月見櫓(つきみやぐら)"と呼ばれ、徳川家光を招いてお月見をするためだけに用意された部屋なんだとか。

f:id:chanmo7:20211031182411j:plain

観覧料を支払って中に入り、売店前からも撮って見るとこんな感じです。


f:id:chanmo7:20211031182504j:image

感染症対策ということで、城内へは人数制限がされていたので列に並んで順番待ちになりました。1時間くらい待つのかと思いましたが、30分くらいで入れましたね。

城内はこんな感じです。足元から思った以上に冷えます。正直外より寒かった。

f:id:chanmo7:20211031182618j:image

何階で撮ったのか忘れてしまいましたが、途中途中でこのような景色を見ることができます。先ほどの売店方向を見てみると、街の向こうに山があり、その上に広がる青い空がばっちり見えます。

f:id:chanmo7:20211031182643j:image

月見櫓

城内からみた月見櫓はこんな感じでした。外が紅葉していたらとても綺麗に見えそうです。昔の人は贅沢な空間でお月見できるなんて羨ましい。

f:id:chanmo7:20211031182739j:image

付近散策

お城を一通り散策したので、おやつを求めて付近を散策。山と川が見え、風情ある建物と新しいマンションが共存している街並みがかなり好みです。


f:id:chanmo7:20211031182804j:image

四柱神社〉に立ち寄る

近くに神社があったので寄ってみました。四人の神様を祀っており縁結びの御利益で有名だそうです。伊勢神宮に昨年行ったので、天照大神さまとは1年ぶりです。

f:id:chanmo7:20211031182821j:image

近くに人慣れした鳩さんがいたので、30cmまで近づいて撮ってみました。f:id:chanmo7:20211031182830j:image

おやつ:〈NAKAMICHI CAFE〉のパンケーキで満腹になる

コーヒーを求めてカフェへ。ちょっと小腹が空いていたのでパンケーキを頼んだのですが、量が多くて2人でシェアすれば良かったかも。とちょっと後悔です。お昼ごはんにするならちょうど良いけれど、おやつだと多かったな。

正確な名前は忘れてしまったけど、エスプレッソソースがかかっているパンケーキを食べました。ふわふわと溶けるような食感で、甘みがある生地に少し苦味が効いたソースがとても美味しかったです。

f:id:chanmo7:20211031182925j:image

www.nakamachicafe.com

夕暮れが見られる松本駅

帰りの電車まで時間があったので、駅内も見て周りました。ちょうど太陽が沈むのが見えるように窓が設置されていて、夕日が差し込む作りなんですよね(この窓の下に遠方の見える山の名前なんかも書いてあります)

電車まで時間があればぜひ見てみてください。

f:id:chanmo7:20211031182944j:image